アンダー130万円! 「一番安い」普通乗用車ってナニ? 最安の新車は2車種あり! 低価格のヒミツは?
様々なものやサービスが値上がっている昨今、クルマの価格も上昇しています。では、国産車のうち軽自動車ではない普通乗用車で最も安いクルマは何なのでしょうか。
アンダー130万円! 同価格で2車種あり?
昨今、ものやサービスの価格が上昇している傾向にあります。特に日用品の値上げは普段の生活でもその影響を身近に感じられます。
一方で、クルマの新車価格も安全性能や環境性能の向上などの要因もあり上昇しています。では、軽自動車を除く国産乗用車で最も安いクルマは一体どのようなモデルなのでしょうか。
現在展開されている国内メーカーのラインナップを見ると、軽自動車であれば100万円を切るモデルもいくつか存在しますが、乗用車では存在しません。
そんななか、最廉価モデルが130万円を切るクルマが2車種展開されているのです。
トヨタ「パッソ」/ダイハツ「ブーン」は、両社が国内で初めて共同開発したコンパクトカーで、2004年より販売されています。
登場当初、テレビCMなどでは「プチトヨタ」というキャッチフレーズを採用し、このフレーズが示すとおり、軽自動車を除いたトヨタのラインナップ中では最も価格の安いクルマとなっています。
3代目となる現行型は2016年4月から販売されており、開発・生産はダイハツが担当。
ボディサイズは全長3650-3680mm×全幅1665mm×全高1525mm。トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」よりもサイズは小さく、ワンクラス下に位置しています。
エクステリアはキャビンを包み込むキャラクターラインに加え、低重心に構えたバンパー下部の八の字型シルエットを採用したことなどが特徴です。
現行モデルの価格(消費税込)は、最廉価モデルであるパッソの「X」と、ブーンの「X“SA III”」ともに127万5000円から設定されています。
この低価格の実現にはダイハツの「e:Sテクノロジー」の存在が大きいと言えます。
e:Sテクノロジーは、エネルギーロスを抑えたエンジンやボディ骨格の合理化による軽量化、空気抵抗や転がり抵抗の低減などを図った技術のことを指し、これらによって低燃費・低価格・省資源が実現できるといいます。
主に軽自動車に向けたもので、2011年に登場の「ミライース」に初採用されましたが、これを普通車であるパッソ・ブーンにも採用されました。
また2021年の改良で、全グレードで衝突被害軽減ブレーキなどの先進運転支援「スマートアシストIII」を標準装備化するなど、国産乗用車で最安モデルであるとはいえ、安全装備も年々高められています。
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日本メーカーでは途上国などに向けて、国内では展開されていないエントリークラスのクルマを販売していることがあります。
SNSなどでは近年、シンプルな装備で低価格な新型車を求める声も多く上がっており、パッソ・ブーンクラスのクルマが他メーカーからも登場すれば、人気車種となりうる可能性も十分に持っていることでしょう。
アンダー130万円! 「一番安い」普通乗用車ってナニ? 最安の新車は2車種あり! 低価格のヒミツは?
上記の記事で、パッソとブーンが普通乗用車って書かれていますが普通乗用車はいわゆる
3ナンバー車ですよ、パッソとブーンは小型乗用車です、普通乗用車ではありません。
間違えないで下さい。