「もっとカッコ良くなった!」 販売台数ナンバーワンの「イケ顔コンパクトカー」新型モデルを世界初公開!
2023年3月3日、独フォルクスワーゲンは電気自動車(EV)「ID.3」にアップグレードを施した新型「ID.3」を世界初公開しました。どのように進化したのでしょうか。
欧州の「ベストセラーEV」が新型にアップグレード
2023年3月3日、独フォルクスワーゲン(VW)は電気自動車(EV)「ID.3」にアップグレードを施した新型「ID.3」を世界初公開しました。
ID.3は、VWの新世代EV「ID.」シリーズの第1弾として2020年7月に欧州市場に投入されたコンパクトサイズのEVで、2020年には5万台以上を売り上げ、欧州市場で最も販売台数の多い「ベストセラーEV」という地位を確立しています。
今回初公開された新型ID.3は、発売から2年半が経過した現行モデルの内外装デザインを見直したほか、搭載するソフトウェアを最新のものへとアップグレードしたことで、全面的に品質が向上したモデルになっています。
エクステリアはバンパー形状を変更し、シャープでありながら親しみやすいデザインに。フロントガラスの下の黒いストリップを取り除いたことで、ボンネットが長く見える印象をもたせました。
また、ボディカラーに新色の「ダーク オリビン グリーン」を追加したほか、前輪周辺気流の流れを最適化するなど空力特性も改善しています。
インテリアは洗練されたモダンな雰囲気を継承し、内装の手触りをよりソフトにしながらも、完全にアニマルフリーの素材のみを採用。さらにリサイクル素材を使用することで、環境の持続可能性にも気を配っています。
システム面では、充電レベルと交通予測情報に基づいた走行ルートを提案してくれるルートプランナーや、ワイヤレス更新が可能な最新のソフトウェアを搭載。メニュー画面はユーザーから寄せられた要望を考慮し、より明確で使いやすいレイアウトに進化しました。
VWのセールス、マーケティングおよびアフターセールスの担当取締役のイマルダ・ラベー氏は、以下のようにコメントしています。
「今回発表した第2世代のID.3は、デザインの完成度がさらに高まり、インテリアの素材も大幅にアップグレードされました。
同車はVWが目指している高レベルの品質、デザインや操作性を体現するモデルであり、今回のアップデートではお客様から寄せられた要望を徹底的に反映しています」
なおVWは、新型ID.3を含む新世代EVを2026年までに10モデル導入すると発表しており、今後もクルマの電動化を推し進めていくということです。
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