6速MTも設定! 炸裂460馬力の新型「2ドアスポーツカー」登場! BMW新型「M2」発売 958万円

BMWの日本法人は2023年2月27日、BMW新型「M2」を発売しました。最高出力460馬力を発揮する直列6気筒ターボエンジン+6MTの設定が可能だといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

BMWの新型「正統派FRスポーツ」登場

 BMWの日本法人は2023年2月27日、新型コンパクトスポーツクーペのBMW「M2」を発売しました。

6MTも設定するBMW新型「M2」
6MTも設定するBMW新型「M2」

「2シリーズ」をベースに高性能化したM2は、BMWが展開するハイパフォーマンスシリーズ「M」モデルのなかでも最も小型の2ドアスポーツクーペで、初代は2015年10月に登場。新型M2は2代目となり、2022年10月12日にドイツで発表されました。

 BMWを代表するスポーツカー「M3」や1972年に登場し市販車初のターボ車である「2002ターボ」など、BMWのハイパフォーマンスモデルの流れを受け継ぐクルマであり、コンパクトなボディにハイスペックなエンジンを搭載するFR車という特徴を変わらずに受け継いでいます。

 新型M2のボディサイズは、全長4580mm×全幅1887mm×全高1403mm。先代M2(F87型)とくらべ全長は105mm長く、全幅は17mm拡大されましたが、同じハイパフォーマンスモデル「M4」より小さく、コンパクトさを維持。

 エクステリアはMモデルに共通するアグレッシブなデザインを採用し、3つの大型ロアインテークは四角型となり、BMWのアイデンティティである「キドニーグリル」は直線的なデザインのフレームレス型を装備。

 リアにはトランクスポイラーを装備し、空力性能を考慮したほか、マフラーまわりもフロントと共通する角張ったデザインのリアディフューザーを採用しています。

 エンジンは、M3およびM4に搭載されるものと同型となる高回転型の3リッター直列6気筒ターボエンジンを搭載。最高出力460馬力・最大トルク550Nmを発揮し、旧型M2よりも90馬力向上しました。

 トランスミッションは3つのシフトモードを選択できる8速AT「Mステップ・トロニック」を搭載するほか、6速MTも用意されます。

 ボディは重量配分50:50とバランスを重要視したといい、アルミニウムを多用することで軽量化を図ったほか、2シリーズとくらべボディ剛性を大幅に向上させたといいます。

 インテリアではM3・M4と共通するコンポーネントを採用。イルミネーション付きのスポーツシートはオプションによりカーボン製バケットシートが選択可能です。

 安全運転支援機能は、アダプティブクルーズコントロールや衝突被害軽減ブレーキ、車線変更警告システム、急発進抑制機能などが標準装備されます。

 新型M2の価格(消費税込)は、AT車・MT車ともに958万円となり、全車右ハンドルとなります。

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