価格が高い「PHEV」って何が良い? 実はめちゃ使える!? “充電可能なハイブリッド車”あえて選んだワケ
蓄電池として使えるPHEVは災害時に頼りになる
軽井沢のような積雪地域では、雪の影響でちょっとした停電も多いそうです。Yさんは家には薪ストーブを設置しており、停電でも凍える心配はないそうです。
しかし、パソコンやスマホなど外部との連絡手段や情報入手に欠かせない家電類は電力の確保が死活問題になるのだとか。

その点、アウトランダーPHEVのバッテリーを常に満充電にしておけば、いざというときの電源として利用可能。単なるクルマ以上の存在感を持っているということになります。
「PHEVはハイブリッドと比較するとまだまだ高価ですが、これが今後普及し価格が下がってくると、100%バッテリーの電力で動くEVよりも日本市場では利便性が高いと思います。
車両価格は安くはありませんが、補助金が出たり税金の面で優遇があり、長く乗るほどにPHEVの経済性を実感しています」(アウトランダーPHEVオーナー Yさん)
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外部から直接電力を蓄えることができるPHEVは、今後さらに大きなアドバンテージになりそうです。
今後いつ大きな災害などが起きないとも限らず、防災対策のひとつとしてPHEVを選ぶというのも良いアイデアだといえるでしょう。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。
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