中学生でプロのドリフトドライバー!? 横浜ゴムのサポートを受ける「箕輪大也」選手に独占インタビュー スーパー中学生はどのようにして誕生した?
箕輪大也くんの成長が早すぎてお父さんは現役引退!?
「友達とはゲームとかサッカーの話で盛り上がっていますね。男子はドリフトしていることを知ってくれている人が多いですけれど、普段はそんな話はほとんど出てきません。将来も普通の高校に進学したいなと考えています」(大也くん)
担任の先生にもお話を聞きましたが、あくまでも普通の中学生をしているといいます。そしてお母さんの話にもなりましたが、先生の前ではあくまで母の姿であり、とてもイケイケのようには見えないという話も飛び出しました。
お母さんの昌世さんは「好きなことだけをやるのは許しません。勉強もきちんとやって、普通の高校に進学させたいです」と先生に話しているそうです。取材時、大也くんの目下の悩みは三者面談、実に中学生らしい悩みです。
中学生といえば思春期であり反抗期も気になるところですが、現状はどうなのかをお父さんの慎治さんに聞いてみました。
「ただ単に口でアドバイスをすると『それは違う!』と反発することもあるんです。けれど、データロガーを使ってデータでひとつひとつ説明すると、本人が納得してくれますね。おかげでみるみる成長することができ、今では僕が越されてしまったかもしれませんね」
(慎治さん)
慎治さんは結果として、現役を引退することになりました。それは息子の成長があまりにも早すぎたからかもしれない、と話します。胸中複雑かもしれませんが、それを話す“父”の表情はどこか嬉しそうに見えました。
この先、一体どこまで行くのでしょうか。最後に大也くんに将来の夢を語ってもらいました。
「世界に出るドライバーになるのが将来の夢ですね。まずは普通の高校に進学しながら、アメリカのフォーミュラドリフトでトップを取ることが目標です。あと、ラリーやレースなどにも出られたらと思っていますよ」
箕輪大也、13歳。みなさんもこの名前を覚えていて欲しいと思います。これからの有望株であることに間違いはないからです。5年後、10年後、一体どんなドライバーに成長するのか、非常に注目です。
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