「変身するクルマ!?」リビングからオフィス、寝室にも変形しちゃう! 三菱の斬新すぎるクルマに集まる「評判」とは
三菱ふそうは、ドリームドライブと共同で、特装車「ノマドプロ」を製造し発表しました。「動く仕事場」として開発されたノマドプロはどのような特徴をもっているのでしょうか。
これイイね! 全く新しい「移動のカタチ」を提案!
三菱ふそうは、株式会社ドリームドライブと協力し、場所にとらわれない自由な働き方を提案する「NOMADPro CANTER(以下、ノマドプロ)」のプロトタイプモデルを製作しました。
三菱ふそうの貨物トラック「キャンター」を「動く仕事場」となるよう架装したこの車両は、一体どのようなクルマなのでしょうか。
三菱ふそうとドリームドライブは、コロナ禍をきっかけとした世界的な労働環境の変化を受け、リモートワークの新しい生活様式にマッチした移動式のクルマ、ノマドプロを開発しました。
開発のテーマは、在宅勤務と職場勤務のみにとらわれない、ライフワークバランスの中間にある「スイートスポット」の発見。
ドリームドライブがキャンピングカー製造で培った技術力を活かして設計されたノマドプロは、トラックならではの車内スペースを最大限に活用出来るよう工夫を凝らして設計されており、用途によって「ドライブモード」「オフィスモード」「就寝モード」の3モードに展開が可能です。
運転中に使用されるドライブモードは、室内の家具が動かないよう収納された状態となっており、同時にトラックの強みを活かした大容量の荷室として使用が可能です。
オフィスモードでは、壁面のキャビネットから格納式のテーブルとベンチが展開され、広々とした車内が快適なワークスペースへと変身します。
また、仕事の効率を高めるためテーブルサイドにはデュアルモニターが備え付けられ、2名が落ち着いて仕事に集中することができます。
さらに室内にはカウンター、シンク、IHクッキングヒーターも装備しており、小腹が空いたときにも気軽に軽食を作ることが可能です。
またトラックの一角は、木製のアコーディオンドアで仕切られたプライベートシャワールームとして使用でき、ベース車である貨物トラック特有のウイングを全開にすれば、開いたあおりはオープンデッキとなり、いつでもどこでも広々とした自然を満喫することも可能です。
ベンチの下からベッドを取り出すことで就寝モードへと模様替えすれば、昼間のワークスペースから一転。車内は柔らかいLED照明に照らされた、心地よいベッドルームに早変わりします。
このベッドは大人2名が快適に眠ることのできるダブルベッドとなっていて、横になって本を読んだり、モニターで好きな映像を楽しめるくつろぎの空間になります。
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従来までのキャンピングカーとは似て非なるノマドプロの提案はSNSなどでも興味をもたれています。
さらに三菱ふそうはダイムラーグループの一員であるため、その評判は世界から集まっていました。
SNSでは「キャンピングカーの概念を壊している!」「お部屋そのものだ!」「他にはない解放感」「車輪付きの職場ですね」など、今までにないクルマだとする声がみられます。
両社には引き続きコンセプトモデルにとどまらない市販モデルとしての実現化が期待されるところです。
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