ド迫力“黒強め”のレクサスSUV 新「LX」登場! 4人乗り「超高級」仕様も設定! 新グレードがEU市場で発表
欧州レクサスはフラッグシップSUV「LX」に「F SPORT」を含む新グレードを設定しました。何が異なるのでしょうか。
レクサスの最高級SUVに「F SPORT」「VIP」の新グレードを欧州投入
欧州レクサスは2023年1月17日、フラッグシップSUV「LX」のラインナップを拡充したと発表しました。
LXはレクサスブランドのSUVのなかでもフラッグシップに位置するモデルです。
もともとは海外専用車でしたが、3代目モデルのマイナーチェンジのタイミングで日本にも導入され、4代目となる現行モデルは2022年1月に国内で発売。欧州市場でも2022年初頭に発売されました。
トヨタの最高級SUV「ランドクルーザー」と共通のTNGA GA-Fプラットフォームを持ち、信頼性や耐久性、悪路走破性などのランドクルーザーの特徴はそのままに、レクサスSUVの旗艦モデルにふさわしい豪華な装備と迫力のあるデザインや上質な走りを兼ね備えています。
欧州でのラインナップは、最大出力415馬力・479lbftを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載の「LX600」と、日本では設定のない3.3リッター同ディーゼルエンジンを搭載する「LX500d」を用意しています。
今回、新たにラインナップに加えられるのはスポーティグレードの「F SPORT」で、フロングリルはほかのF SPORTグレードと共通する、ブラックアウトされたメッシュ形状のものが装備されています。
エクステリアでは、「Fホワイト」の専用ボディカラーが用意され、ブラックメタリックの22インチの12スポークと組み合わせることで、強いコントラストが生まれます。
インテリアは、オールブラックまたはブラック/フレアレッドが選択でき、F SPORTエンボス加工シートやロゴ入りペダル、フットレストを装備することで、スポーティな室内を演出しています。
さらに、日本刀の刃にインスピレーションを受けたというシャープな表面仕上げのF SPORT専用アルミトリムが採用されています。
足回りも専用となり、リアパフォーマンスダンパーやトルセンLSD、リアアンチロールバーを装備することで、ハンドリングの向上も図られています。
また、ディーゼルエンジン搭載の「LX500d」に最上級の「VIP」と7人乗りが同時にラインナップに加えられました。
VIPグレードは4人乗りとなり、ヒーター・ベンチレーションやオットマン、大型ヘッドレスト、マッサージ機能付きのシートを装備しています。
3列シートが設けられる7人乗り仕様はオプションとして用意され、リクライニング機能や電動格納機能が付いています。
※ ※ ※
なお、LXに追加された各グレードの価格は発表されていませんが、今後明らかになると見られます。
日本仕様ではスポーティグレード「F SPORT」およびディーゼルエンジン搭載モデルの展開はありませんが、SNSなどではこれらの仕様を求める声も上がっていることから、国内市場でも今後用意されるのか期待が高まります。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。