「穴が無い!」ってナニ? 年間販売で唯一の20万台超え! なぜホンダ「N-BOX」は売れ続けるのか
ホンダの軽自動車「N-BOX」の2022年暦年(1月から12月)における販売台数が20万2197台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得しました。長く人気の秘訣とはどのようなものなのでしょうか。
2022年の年間販売台数で唯一の20万台超え! N-BOXはなぜ人気なのか?
2022年の年間でもっとも売れたのがホンダの軽自動車「N-BOX」ですが、実際にユーザーからはどのような反響があるのでしょうか。
N-BOXは、2022年暦年(1月から12月)における販売台数が20万2197台となり、登録車を含む新車販売台数において第1位を獲得しました。
暦年の新車販売台数においては2020年以来2年ぶり、軽四輪車 新車販売台数においては8年連続の首位獲得だといいます。
現行N-BOXは、2017年9月1日に発売され標準仕様のN-BOXとカスタム仕様のN-BOX Customがラインナップされ、「日本の家族のしあわせのために」をコンセプトに、ファミリーカーの新たなスタンダードとなることを目指して開発されました。
先代モデルから好評だった広い室内空間や存在感のあるデザインは継承しながら、新たに開発されたプラットフォームやパワートレインを搭載。
さらに安全装備や新採用の助手席スーパースライドシートなどの充実した機能を備えたうえで約80kg軽量化し、優れた走行性能・低燃費・乗り心地を実現しました。
その後、2019年10月に一部改良がおこなわれ安全運転支援システム「Honda SENSING」の衝突軽減ブレーキ(CMBS)やリアワイドカメラの性能向上や、「運転席&助手席ヒーター」と「左右独立式リアセンターアームレスト」を標準装備。
2020年12月には、マイナーモデルチェンジを実施し、初の内外装デザインの変更や新色の追加。
そして2021年12月には、ユーザーから熱望されていた「オートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキ」を新たに全車に標準装備したほか、「Honda SENSING」のACCは渋滞追従機能付ACCへと進化し、高速道路における渋滞時などの運転負荷軽減を図りました。
また、N-BOX誕生10周年を記念した新ブランド「N STYLE+」の第一弾として、特別仕様車「N-BOX Custom STYLE+ BLACK」も設定されます。
このようにユーザーのニーズを取り込んできたN-BOXですが、長く人気となる要因にはどのようなものがあるのでしょうか。
ホンダの広報部は次のように要因を話しています。
「N-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間や優れた走行性能・燃費性能などが支持され、幅広い層のお客さまにお選びいただいています。
さらに全タイプに標準装備とした先進の安全運転支援システム『Honda SENSING』では、2021年12月の一部改良にて全タイプに標準装備されたオートブレーキホールド機能付電子制御パーキングブレーキにより、さらに安心・快適性が向上した点も好評をいただいています。
またよく聞くお客さまの声としては『穴がない』と言っていただくのですが、安全装備、走行性能、室内空間の広さ、シートアレンジやスライドドアなど使い勝手など、どれをとっても抜けがなく、バランス良く満足いただける。というのが一番の強みだと思っています。
そしてN-BOXに乗っていただいた人の満足度が高いので、NtoNというの乗り換え率も高く、口コミでも広げていただきご紹介いただいているというようなN-BOXの商品力が挙げられると思います」
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実際にSNSでもN-BOXを評価する反響が見られるほか、ホンダの販売店でも「各社の軽ハイトワゴンを検討される際には必ず候補にされています」といい、人気軽自動車の代名詞的存在としてN-BOXが認知されているようです。
2023年で発売から6年目となるN-BOXシリーズですが、今後どのような展開があるのか、注目です。
便利に慣れると機械任せになり運転技能も低下するので、むしろ何もサポートシステムが着いていない車が欲しい今日此の頃。流石にエンジン掛ける前にチョークを引けとか間欠ワイパーも無いというのは無しで。
運転が楽になると運転中に余計なことをしたくなり、ながら運転や単調な運転で眠くなって事故に。
現行のサポカーはあくまでも補助的なものなので信用しすぎると危険かと。
個人的にはサポカーの事故発生率を知りたいですが、そんなデータは無いですよね。