レクサス版ランクルプラド「GX」ついに日本導入!? “車上泊”できる本格アウトドア仕様を国内公開した訳
アウトドアカスタムを施したレクサス車がカッコいい!
東京アウトドアショー2023のレクサスブースには、3台のレクサス・オーバートレイル系モデルが並びました。
注目の「GX OUTDOOR CONCEPT」は、Yakimaのルーフトップテントのほかに各種のアイテムを装着。この車両は、2022年11月に米・ラスベガスで開催された世界最大級の自動車アフターマーケット見本市「SEMAショー」に出展した、北米向けの左ハンドル車です。
レクサス関係者によると「主にアメリカでは、GXを使ってオーバーランドを楽しんでいるレクサスユーザーが多い」と指摘します。実際、リアドアの内型に装着されているキッチンラックなどは量販品だといいます。
さらに、バギーのようなスタイルの水素エンジン搭載「ROV CONCEPT 2」も展示。昨年(2022年)の東京オートサロンのGRブースで展示のあった「ROV CONCEPT」の第二弾で、最新バージョンは水素タンクの搭載位置を低くして低重心による走行性能を高めたといいます。
そしてもう1台が「RX OUTDOOR CONCEPT」です。2.5リッタープラグインハイブリッド車をベースに、特別色「Regolith(レゴリス)」を採用し。フェルドンシェルターホークネストのルーフトップテントのほか、さまざまなカスタマイズを施しました。
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GXは「オーバートレイル プロジェクト」をグローバルで進めるうえで、レクサスにとってのイメージリーダー的な役割があるといえるでしょう。
あくまでも筆者(桃田健史)の個人的な見解ですが、「オーバートレイル プロジェクト」をグローバルで広めるなかで、日本市場にもGX導入を求める声がユーザーやレクサス販売店から今後挙がってくる可能性は十分にあるのではないでしょうか。
なお、「オーバートレイル プロジェクト」全体の今後について、レクサス関係者のよると、レクサスのディーラーオプションとするのか、それとも完成車として特別仕様車にするのかなど、市場の声をしっかりと聞きながら事業構想を立てていくといいます。
Writer: 桃田健史
ジャーナリスト。量産車の研究開発、自動車競技など、自動車産業界にこれまで約40年間かかわる。
IT、環境分野を含めて、世界各地で定常的に取材を続ける。
経済メディア、自動車系メディアでの各種連載、テレビやネットでの社会情勢についての解説、自動車レース番組の解説など。
近著に「クルマをディーラーで買わなくなる日」(洋泉社)。
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