新型「プリウス」ついに発売! 「高級仕様」と「廉価モデル」で「100万円」の差! 「意外と少ない」装備の違いとは

最廉価グレードはやはりシンプル?

 新型プリウスの最廉価のグレードと最上級モデルでは外装に細かな差別化が見られるものの、さほど大きな違いがあるわけではありません。
 
 では内装はどうなっているのでしょうか。

新型「プリウス」は廉価グレードでも十分?
新型「プリウス」は廉価グレードでも十分?

 Zグレードではまずシート表皮が合成皮革となっており、シート形状もサイドサポートが盛り上がった立体的でスポーティな形状。

 さらに前席ではシートヒーターに加えてシートベンチレーションが標準装備となり、真夏でもムレることなく快適に乗ることができます。加えて運転席は電動調整機構が備わります。

 Xでは標準のファブリックとなり、シート形状も一般的な形状です。

 内装各部の装飾ではZではインパネ上部にソフトパットが貼られ、インパネ加飾もプリント状のものを装備。ドアハンドルやパワーウィンドウスイッチなど細かい部分にもメッキが施されており、室内が華やかになっていることが特徴です。

 一方でXではビジネスユースを想定しているようで、このような加飾は省略されています。

 さらに、機能装備面の違いも見ていきます。

 Zでは標準装備のディスプレイオーディオが12.3インチ仕様となり、センターコンソールにはワイヤレス充電器も装備しています。さらに、ETC2.0の車載器やナノイー搭載エアコン、トヨタセーフティセンス(TSS)と連携し、光による注意喚起をおこなう通機能付きイルミネーションが標準装備。

 安全運転支援システムでは緊急時操舵支援およびフロントクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニターが標準装備。パーキングサポートブレーキも後方監視機能がついています。

 細かいところでは、サイドミラーがZでは鏡面のくもりを予防するヒーターや、ブラインドスポットモニター、パノラミックビューモニター付きのものになります。

 Xではディスプレイオーディオ自体を装備しておらず、バックモニターも非装着。

 しかし、プリクラッシュセーフティやレーダークルーズコントロールなどの先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」や、前方のパーキングサポートブレーキなどは標準装備となっており、必要にして十分という印象です。

※ ※ ※

 新型プリウスの最廉価グレードXと最上級モデルZでは、パワートレインのほかに内外装の装備や加飾、マルチメディア機能などで細かな差別化が図られています。

 しかしながら、ビジネス向けモデルとされるXでも、先進運転支援機能など十分な装備を持っていることがわかります。

 新型プリウスはまだ発売されたばかりですが、どのグレードが売れ筋となるか目が離せません。

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