需要増の「中古車」! 買ってすぐ「トラブル」は嫌? “購入後すぐ”やっておきたいこと「5項目」とは

新車に比べ、予算に応じて自分の欲しいクルマを幅広く選べる中古車はメリットも多いですが、中古品ゆえに購入後すぐおこなっておきたいこともあります。今回はそんな「中古車を購入したらまずやりたいこと」を5つ紹介します。

中古車買ったらまず何をしたらいい?

 新車に比べ、予算に応じて自分の欲しいクルマを幅広く選べる中古車ですが、現在、ウクライナ情勢による物流への影響や新型コロナの感染拡大、半導体不足により、新車の納期が長期化し、中古車の需要はいっそう高まっています。

 そんな中古車には、“中古”であるがゆえに、購入後すぐにおこなっておきたいことがいくつかあります。特に初めてクルマを購入する人は、クルマを買ったのはいいけれど、維持していくために何が必要なのか分からないと悩むことも多いのではないでしょうか。

 今回は、安心してカーライフを送るために押さえておきたい、中古車特有のポイントをご紹介します。

中古車だからこそ購入後すぐにおこないたいこととは?(画像はイメージ)
中古車だからこそ購入後すぐにおこないたいこととは?(画像はイメージ)

まずは消耗品の確認を!

 中古車は、それまで誰がどのように使用してきたのか分からないことが多いもの。さらにクルマには数多くの消耗品があります。そのため、部品の耐用年数や使用環境によっては、すでにどこかが寿命を迎えている可能性があるのです。

 過去の定期点検記録簿やメンテナンスノートが購入した中古車に付属していた場合、これまでに整備された箇所やメンテナンスの頻度がある程度分かります。

しかし、前のオーナーが記録簿を紛失していたり、個人情報保護の関係から破棄されていたりするケースも多くあり、記録の有無に関わらず、まずはクルマの状態を見て、今すぐ交換が必要なものがないかを確認することが大切です。

 特に重要なチェックポイントは、オイルの量と汚れ具合、冷却水の量、ウインドウォッシャー液の量、タイヤの摩耗具合と製造年月などです。

どれも安全運行に直結する部分であり、クルマのオーナーに日常点検をおこなうことが義務付けられています。どれかひとつでも量が減っていたり劣化していると感じたりした場合は、すぐに自動車整備工場などに相談しましょう。

コーティングで見た目をキレイに!

 クルマの塗装は、紫外線や風雨によって年々劣化していくものです。特に普段屋外でクルマを保管する場合は、屋内で保管する場合に比べ塗装はダメージを受けることになります。中古車とはいえせっかく買ったクルマですから、できれば長くキレイに乗りたいところです。

 そこで、車体の表面にコーティング処理を施すことにより、見た目をパリッと若返らせるのがオススメです。

 コーティングはまず下地処理といって、ボディについている水垢や細かいキズなどを除去することから始まります。これまで受けてきたダメージの部分を取り除き、きれいな状態にしてからコーティングを施すのです。そのため新車のようなつや感を取り戻し、製造から年数が経っている車でも印象がぐっと良くなるはずです。

 また、ボディ塗装の表面上にコーティングすることで上の層に犠牲皮膜が形成され、本来の塗装が受けるダメージを軽減できるというメリットもあります。

 コーティングには専門店に依頼する方法や、DIYでチャレンジする方法など様々なやり方がありますので、予算や好みに応じて、自分に合ったやり方を探してみてください。

任意保険には必ず加入しよう!

 クルマに関する保険には、自賠責保険と任意保険の2種類があります。このうち、自賠責保険は法律に基づいて加入が義務付けられているため、加入しなければ公道でクルマを運転することができません。

 一方、任意保険は、自賠責保険で補償されない範囲をカバーするためにドライバーが任意で加入する損害保険です。自賠責保険は補償の範囲や限度額が最低限に抑えられており、万が一事故を起こしてしまった場合、損害額が補償の範囲を大きく超えてしまうことも。そうなったら、多額の賠償金を自己負担しなければなりません。万が一のときに困らないよう、任意保険には必ず加入しましょう。

 任意保険には、保険代理店で加入するタイプ(代理店型)と、ネットなどで加入するタイプ(ダイレクト型)の2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますので、どの保険会社を選んだら良いか分からないという人は、クルマを購入した販売店に相談してみたり、ネットで資料を取り寄せてみたりして、補償内容をきちんと確認したうえで加入することをおすすめします。

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1件のコメント

  1. 前の車は買って半年でエンジンが死にました。中古車を買うことは躊躇われますね。今の車と既に成約してきた車は新車で購入しています。
    エンジンをかけてアイドリング状態で異音がないか確認。ちょっと敷地内を運転させてもらえるなら発進とブレーキングで変な音や引っ掛かりのような感覚がないか確認。試乗させてもらえるなら尚良いですね。
    あとは、長く乗るつもりなら走行距離(弄って少なく見せている可能性もあり)が少なめ。年式だけ見てもあてにはならないけど10万キロ以上のものは避ける。10万キロ前後ならタイミングベルトの交換などもやっておく。雪国や海沿いの中古車店のものはエンジンルーム内は念入りに。バッテリー付近とラジエーター、タイヤハウス付近の腐食が進んでいるものは避ける。

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