300万円以下で買えるトヨタ最高級セダン「センチュリー」 威厳あるデザインに興味津々!? 海外ユーザーの反響はいかに
日本が誇る名車となるトヨタ「センチュリー」ですが、海外では2代目モデルがオークションで見かけられます。では海外での反響はどうなのでしょうか。
日本が誇る名車トヨタ「センチュリー」海外の反響は?
トヨタ「センチュリー」といえば、皇族や内閣総理大臣、政府関係者などさまざまな要人が乗ることでも知られる日本が誇るるショーファーカーです。
そんななか、海外のオークションサイトでは2代目が度々出品されていますが、どのような反響があるのでしょうか。
センチュリーは1967年に「日本を代表するショーファーカー」としてデビュー。2代目は1997年、現行となる3代目は2018年から発売されており、1世代のモデルライフが長いことでも知られています。
センチュリーは歴代を通して、日本独自の様式美に基づいて開発されています。
皇室専用の「センチュリー・ロイヤル」という特別なモデルを含めて、内閣総理大臣専用車や官公庁や企業のトップが使う車両として50年以上にわたって多くのVIPに愛されてきました。
センチュリーの言葉の意味は「世紀」となるものの、実際の由来はトヨタの創始者であり1867年生まれの豊田佐吉の生誕100周年(1967年)を記念して名付けられたものです。
なお、基本的に日本国内向けとなり海外市場で量販されたことはありませんが、左ハンドルのセンチュリーは海外の日本大使館などに向けて少量作られた実績はあります。
また、海外のオークションを見ると1997年から2018年まで販売されていた2代目が出品されているケースが見受けられます。
1997年4月に発売された2代目は、初代誕生から30年を経ての初めてのモデルチェンジを遂げたモデルです。
センチュリーのアイデンティティである重厚なスタイリングを継承し、機構面では一気に30年分のアップデートを実施。機能性と感性が調和したインテリアが提供する最高のくつろぎを目指して開発されました。
ボディサイズは、全長5270mm×全幅1890mm×全高1475mm、ホイールベース3025mm。初代と比べてホイールベースを165mm、全長を150mm延長し、全高は25mm-45mm高くなっています。
安全面では衝突安全ボデー(GOA)を導入し、SRSエアバッグを前後左右合わせて6個装備。サスペンションは4輪ダブルウィッシュボーンの電子制御スカイフック・エアサスペンションを採用しました。
パワートレインは日本の乗用車としては初の5リッターV型12気筒と搭載して280PS/5200rpmを発揮。2003年1月には、このエンジンをベースに圧縮天然ガスCNGを燃料とする仕様(258PS)を追加しています。
また、内装では落ち着いたウッドパネル加飾が随所に採用されるほか、後席には快適装備が複数備わっています。
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2022年12月現在、海外オークションで見かけるのは2003年から2007年のものが多くなっています。そのほとんどは日本から輸出された中古車ですが、なかには香港のトヨタ販売店から新車もあるようです。
また、現在の価格は200万円から300万円となり、日本での中古車市場相場と大きく乖離はないようです。
海外におけるセンチュリーの反響は「日本らしいデザインで最高だ」「古さがいい感じの味になっている」「数十年前の日本車でもいまの新車並の快適性があるので、いつか所有したい」「日本の天皇が使用する公用車として知られるセンチュリーは、豪華さと洗練の望ましい表現です。すばらしい」などという声が見受けられました。
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