まさかの「0秒装着」実現! 新しい「タイヤチェーン」が画期的! 「装着作業“不要”&手間もゼロ」で“面倒くさい”を完全解消! 時計台バスが国内初採用した「オンスポット」の特徴とは
時計台バスは、国内のバス事業者として初めて自動タイヤチェーン「オンスポット」を導入します。
「着脱0秒・手間いらず」 めちゃ画期的なタイヤチェーンを導入
札幌市白石区で貸し切りバスを運行している時計台バスは、国内のバス事業者として初めて自動タイヤチェーン「オンスポット」を2025年度から導入します。
2026年2月13日には、公式SNSで作動の様子を公開しています。一体どのようなものなのでしょうか。
冬季にはスタッドレスタイヤの装着が必須となりますが、スタッドレスタイヤを履いていても走行できなかったり、横滑りする場合があります。
例えば、凍結した登り坂や橋、氷がぴかぴかに磨かれて鏡のようになった路面(ミラーバーン)などでは、スタッドレスタイヤでは不十分で、空転して走行できないだけでなく、ブレーキを踏んでも止まらず、横滑りしてコントロールを失うことがあります。
そういった場合、タイヤの上からタイヤチェーンを巻くことで、凍った路面をぐっと掴んで駆動力を確保でき、空転せずに走行することができます。
しかし、タイヤチェーンの装着は面倒です。路面が凍結するような厳しい環境のなか、車両から降りてチェーンを取り出し、タイヤの半分にかぶせてからまた車両に乗り込み、少し動かして残り半分を被せます。
時間も必要ですし、手や服も汚れます。路面の状況が変われば取り外し、そして再び凍結路面に入れば、また一連の作業を繰り返すことになります。チェーンを積載する場所も取り、安全のため仕方ないとはいえ、非常に面倒な装備といえます。

さて、時計台バスが導入するオンスポットは、このタイヤチェーン着脱作業の手間をゼロにする画期的な技術です。
スウェーデンのVBG社が製造する自動タイヤチェーンシステムで、主にトラック用として、白石区の滝川自工と東京都渋谷区の伸工貿易によって展開されてきましたが、バス車両への導入は国内では初ということです。
その仕組みは、回転するタイヤの接地面にタイヤチェーンを巻き込むことで、駆動力を確保します。
チェーンのユニットはタイヤの内側のサイドウォールと接触して回転するチェーンホイールに装着され、タイヤの回転とともにホイールも回ることで、チェーンが遠心力で伸び、展開されたチェーンをタイヤが巻き込むことで作動します。
操作はダッシュボードに設定されたボタンでのワンタッチのみ、着脱0秒。車外に降りることも必要ありません。
時計台バスでは2016年からバスへの導入可能性を検討してきたといいますが、トラック用とは車体構造が異なることから、バス向けの取り付けブラケットを試作。2018年にテスト車両が完成しました。
そして、十分な検証や実走行データを踏まえ、量産装着に向けた体制が整ったことから、正式に導入するとのことです。
時計台バスではこのオンスポットを、2025年度に20両に導入。2026年度にも10両に導入し、マイクロバスを除く全車両に導入完了予定だとしています。



























































