気になる話題!? 「358」をクルマのナンバーになぜ採用? 名古屋で抽選対象の謎! 大阪は「373」が人気! 「3298」の由来は?
ナンバープレートの4桁数字を希望出来る「希望ナンバー制度」がありますが、パッと見で由来がわかるものから、誰に聞いてもわからないものも存在します。では、各地ではどのようなナンバーが人気なのでしょうか。
人気のナンバーとは?地域によって違いがある?
クルマのナンバープレートは、犯罪や事故時だけでなく、自分のクルマを識別するために必要不可欠な存在です。
そんなクルマのナンバーですが、1997年から導入された「希望ナンバー制度」により、自分の希望する番号を選択することができます。
では、どのようなナンバーが人気が高くなっているのでしょうか。
基本的にクルマに装備されているナンバープレートの4桁の数字は、通常の場合はランダムで発行されます。
しかし「希望ナンバー制度」では、一部の車種に限り4桁の数字(一連指定番号)をアラビア数字(1から9999)から好きなものを希望することが可能です。
その条件は「新規登録を行う場合」「管轄変更を伴う名義変更、または転居による住所変更を行う場合」「現在のナンバープレートが破損、汚損した場合」「登録自動車と軽自動車」となっています。
また人気のナンバーは「抽選対象希望番号」となっており、全国一律で抽選対象の番号とされているのは「1」「7」「8」「88」「333」「555」「777」「888」「1111」「2020」「3333」「5555」「7777」「8888」の14通りです。
また、これ以外にも登録車や軽自動車、地域毎により抽選対象が設けられていることがあります。
申し込みは、全国の希望ナンバー予約センター窓口で受け付けているほか、一般社団法人 全国自動車標板協議会のホームページでも受け付けています。
では、どのようなナンバーが人気となっているのでしょうか。
この希望ナンバーの人気順は、これまで全国自動車標板協議会が東京モーターショーの開催に合わせて発表されてきました。
2022年現在、最新となるのが東京モーターショー2019で発表されたものです(2021年はコロナ禍で中止)。
2019年の発表における、3ナンバー車では1位から順に「1」「8」「3」となっています。
このように、とくに人気が高いとされている「1」「7」「8」や、数字を連続させた「1111」「3333」「5555」「7777」「8888」などの14通りのナンバーは全国一律の抽選対象希望番号としています。
また、抽選対象とはなっていませんが、人気のナンバーとして「2525」「1122」などがあります。
5ナンバー車における人気ナンバーは、1位から順に、「2525」「1122」「1」、5ナンバー軽自動車は順に、「2525」「3」「1122」となっています。
「2525」は「ニコニコ」を意味し、「1122」は「いい夫婦」の語呂合わせとなっています。
これらの「1122」や「2525」などのナンバーは、全国一律の抽選対象希望番号にはなっていないものの、品川や名古屋、大阪などの特定地域名表示に限って、抽選対象希望番号となっています。
さらに、地域によっても人気ナンバーは異なるといい、全国自動車標板協議会の担当者によると、「大阪では『373』『720』名古屋では「358」沖縄では「8787」が人気となっている様子が伺えます」と話します。
大阪で人気の「373」は「ミナミ」を「720」は「ナニワ」を表しており、名古屋で人気の「358」はネットなどでも話題になっている「エンジェルナンバー」と呼ばれるもののひとつのようです。
エンジェルナンバーとは、天使からのメッセージが込められている数字で、よく見る数字や妙に気になる数字のことです。とくに運気の上がる数字として人気が高いナンバーとされています。
ほかには、沖縄で人気の「8787」は、「乾杯」という意味の「ハナハナ」という意味を示しています。また、全国的に「3298」も人気の高いナンバーですがこれは「ミニクーパー」に由来しています。
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