世界初公開された6代目新型「インプレッサ」何が変わった? まさかの雷鳴轟くなか現れた!? スバルが米国で愛される理由とは

色々進化した新型インプレッサ! ところでスバルが米国で愛される理由は?

 6代目となって運動性能も大きく改良されました。

 モデルライン全体に標準装備されているのは、改良されたシンメトリカルAWDで、10%高いねじり剛性で強化されたボディとあいまってより速いレスポンスと機敏なハンドリング、いっそう優れたコーナリングが可能となっています。

 そして2ピニオン電動パワーステアリングによって、よりダイレクトで自然なステアリングフィールと優れたレスポンスを提供するようです。

 よりサポート力のあるフロントシートのデザインを採用したことで、快適性は大幅に向上。疲労も最小限に抑えられるとしています。

 さらに、特定の周波数範囲内の音を減らすことに重点を置いた取り組みにより、より静かで快適なキャビンも実現できました。

 また、子どもやペットの下ろし忘れを防止するために、リアシートリマインダーを標準装備。クルマから降りる前にリアシートを確認するようドライバーに警告するシステムです。

 このほかRSの仕様として、以下などを標準装備します。

 ・ガンメタルカラーのカーボン調インナートリム
 ・赤いクロスボルスターを備えたブラッククロスのスポーツフロントシート
 ・高質感あふれる革巻きのステアリングホイールとシフトノブ
 ・アルミニウム合金ペダル、ヒーター付きフロントシート、リアUSB充電ポートなど
 ・Harman Kardon 10 スピーカーシステム、電動サンルーフ、ほか

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細部まで凝った演出となったLAショーの新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人)
細部まで凝った演出となったLAショーの新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人)

 今回の新型インプレッサのワールドプレミアはYouTubeでもライブ配信されており、「新型RSはいいですね」「すごい! RSが戻ってきたのを見るのが好きだ!」といったコメントが寄せられていました。

 また米国におけるスバル車について、現地の関係者は「『スバル=高い安全性と実直さ』という部分で、新車から10年経って96%のクルマが残っており、これはトヨタやホンダよりも多いです」と話しています。

 米国で2024年モデルとして発売される6代目新型インプレッサは、2023年半ば頃にデリバリー開始を予定しており、そののち世界各国市場に順次、導入予定です。

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Writer: 加藤久美子

山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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