世界初公開された6代目新型「インプレッサ」何が変わった? まさかの雷鳴轟くなか現れた!? スバルが米国で愛される理由とは

スバルは、6代目となる新型「インプレッサ」を2022年11月17日(米国太平洋時間)にLAオートショーで世界初公開しました。

雷鳴轟くなか、スバル新型「インプレッサ」世界デビュー

 2022年11月17日(米国太平洋時間)午前9時25分、「LAオートショー」の会場であるロサンゼルスコンベンションセンターのウエストホールにて、6代目となるスバル新型「インプレッサ(2024年モデル)」がお披露目されました。

これはカッコいい! LAショーで世界初公開されたスバル新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人)
これはカッコいい! LAショーで世界初公開されたスバル新型「インプレッサ」(撮影:加藤博人)

 実は、初代インプレッサもちょうど30年前の1992年、同じくLAオートショーでデビューを果たしており、以来30年間、世界で約130万台のインプレッサが販売されてきました。

 発表会がおこなわれたスバルのブースは、2021年のソルテラ発表時と同じ、非常に凝った作りでログハウス風の建物や階段、橋などが設置され来場者は米国スバルの世界観にどっぷり浸りながら発表を待ちました。

 予定時間の9時25分を過ぎたころ、突然、雷鳴がとどろき始めます。ブースの天井からはなんと土砂降りの雨も降ってきました。

 豪雨と雷鳴が轟くなか、新型インプレッサがうやうやしく登場。

 そのあとに続いて米国スバル社長(プレジデント&CEO)のトム・ドール氏が傘をさしながら新型インプレッサの近くまで歩いてきました。

 ドール社長の第一声は「ロサンゼルスコンベンションセンターで傘を差しながら登壇したのは初めてだよ」と、会場は笑い声に包まれて一気に和やかムードに。

 ちなみに、LAオートショーは2021年もそうでしたが、スバルほど凝ったブースを展開するメーカーは存在しません。

 トヨタや日産、ホンダなど日本メーカーも出展していますが、広々としたスペースにクルマを並べるシンプルな展示が中心です。

 スバルがいかに、米国市場に力を入れているのかがわかります。もちろん、集まるメディアの数も桁違いに多く、誰しもみなスバルブースの粋でユニークな演出に驚きながら感心しながらという感じで発表会の様子を見守りました。

 では、6代目となる新型インプレッサ。どのようなクルマなのでしょうか。(データなどはすべて米国仕様です)

 エクステリアは、引き締まった鋭いシェイプと張り出したフェンダーが、躍動的でスポーティなインプレッサの個性をより高めています。

 ボディサイズ(米国仕様)は、全長176.2インチ(約4475mm)×全幅70.1インチ(約1780mm)×全高58.3インチ(約1480mm)、ホイールベース105.1インチ(2670mm)です。

 6代目となる新型インプレッサではセダンが廃止され、全車5ドアハッチバックボディのみとなりました。

 グレードは「ベース」「スポーツ」と上級グレードの「RS」の3種となり、ベースとスポーツには152馬力・145lb-ftを発生する2リッター4気筒直噴ボクサーエンジンを搭載。

 新たに設定されたRSは、米国市場で1998年に発売されWRXの先駆車となった「2.5 RS」を想起させるグレードです。パワートレインは、182馬力・178lb-ftの2.5リッターボクサーエンジンが搭載されているほか、専用の18インチホイールやランバーサポート付きの10ウェイパワーフロントドライバーシートをはじめ、専用のエクステリア&インテリアデザインが与えられています。

 全グレードにリニアトロニックCVT(無段変速機)を標準装備しており、スポーツとRSにはステアリングホイールパドルシフターを備えた8速MTモードの設定があり、8つのプリセットレシオでトランスミッションを制御できます。

 内装には、インプレッサとして初設定された、スバルのコネクティッドカーサービス「STARLINK」対応の11.6インチ マルチインフォメーションディスプレイを搭載、Apple CarPlay とAndroid Autoの利用が可能です。

また、 最新版のEye Sight ドライバー アシスト テクノロジーを標準装備します。

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