5m超えの高級セダン登場! 韓国ヒョンデのフラッグシップ 新型「グレンジャー」グローバル発表  初代は「三菱高級セダン」似だった?

韓国のヒョンデは2022年11月14日、フラッグシップセダンの新型「グレンジャー」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。

ヒョンデのフラッグシップセダンがモデルチェンジ

 韓国自動車メーカーのヒョンデは、同社の新型フラッグシップセダン「グレンジャー」を2022年11月14日にグローバル発表しました。
 
 韓国以外の市場では「アゼーラ」という車種名でも販売される新型グレンジャーは、どのような高級セダンなのでしょうか。

真一文字のライトが特徴的な新型ヒョンデ「グレンジャー」
真一文字のライトが特徴的な新型ヒョンデ「グレンジャー」

 ヒョンデのフラッグシップセダン「グレンジャー」は初代が1986年に登場。当時提携関係であった三菱が開発の大部分を担当し、当時存在した三菱の高級セダン「デボネア」(2代目)と共通する部分の多いクルマでした。

 3代目と4代目は日本にも導入されたことがあります。

 今回発表された新型グレンジャーは7代目。2022年10月19日に内外装を一足先に公開していました。

 新型グレンジャーの大きさは全長5035mm×全幅1880mm×全高1460mm。エクステリアは真一文字に伸びたライトと、エッジの効いた長方形の大型ロアグリルがフロントデザインの大きな特徴です。

 サイドはCピラーにウィンドウを備える6ライトデザインで、ボンネットの先端からテールにかけて流れるようなスタイリングとなり、リアの真一文字型のテールランプに続くようなラインが流麗さを演出しています。

 ドアハンドルは格納タイプとなり、サッシュレスドアを採用。Bピラーはサイドウインドウとの段差がなく、面一で段差のなくフラットなシルエットとなっています。

 インテリアは全体的に直線的なデザインとなり、12.3インチのマルチメディアディスプレイの下には10.25インチのエアコン操作ディスプレイが採用されるなど、ハイテクさを主張。

 素材には韓国の伝統的な装飾に見られるパターンの採用や、竹や草木染めのレザーを採用し、環境にも配慮しています。

 ステアリングは初代グレンジャーをオマージュしたといい、6時方向の太いスポークを中心として左右にスイッチ類が配置されたクラシカルなデザインで、ステアリング右下にシフトレバーが配置されています。

 パワートレインは4種類を用意し、最高出力300ps・最大トルク36.6kgfを発揮する3.5リッター直噴エンジンと同エンジンのLPG仕様、最高出力198馬力・最大トルク25.3kgfを発揮する2.5リッターエンジン、さらに1.6リッターガソリンターボエンジンのハイブリッド車も設定される予定です。

 安全装備は前方衝突回避アシストに、後方駐車アシストなどをはじめとするヒョンデ スマート センスを採用。バック時にクルマの移動する方向を示すライトとして機能するリバース ガイド ライティングを採用し、歩行者や他車への注意を引きます。

 新型グレンジャーの価格は3716万ウォン(約391万円)からとなり、2023年第2四半期から一部市場で発売される予定です。

【画像】真一文字のランプが特徴! “韓流”高級セダン「グレンジャー」の内外装を画像でチェック(31枚)

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1件のコメント

  1. 父が乗ってましたよ、日本でのグレンジャー、
    三菱三代目デボネアと初代プラウディア。
    そのまま日本でも代替わりしてたら、
    これも都心なら見かけること出来たかな。

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