なぜ「ダサい」と言われる? 日本のナンバープレートに賛否あり? 海外に比べて地味とされる要因とは
クルマのナンバープレートは、国によって採用される形状・デザインは大きく異なります。そうしたなかで一部ユーザーからは「日本のナンバープレートは地味でダサい」ということがしばしば話題となりますが、なぜそのような言われ方をするのでしょうか。
「日本のナンバープレートは地味でダサい!」なぜそう言われるのか?
一部ユーザーの間では「日本のナンバープレートは地味でダサい」ということがしばしば話題となります。
個人の感性の問題といってしまえばそれまでですが、はたして、日本のナンバープレートは海外のものと比べて本当に「地味」で「ダサい」のでしょうか。
日本の公道を走る乗用車のナンバープレートは、白ベースの登録車および黄色ベースの軽自動車ともに、地域を示す漢字とひらがな、そして数字の組み合わせとなっています。
そのデザインについては、アルファベットと数字の組み合わせとなる海外のナンバープレートより「ダサい」、「地味」と指摘する声は多くあります。はたして、日本のナンバープレートはダサくて地味といえるのでしょうか。
そもそも、欧米のナンバープレートがアルファベットと数字の組み合わせとなっているのは、漢字やひらがなが使われていない土地柄ゆえに当たり前の話です。
一方、漢字文化の中国では、地名を漢字で表現したナンバープレートが使われています。
ひらがなは、日本固有の文字であるため海外で使われることはありませんが、それぞれの公用語をベースにナンバープレートをデザインするというのは世界共通のことです。
たしかに、北米では地域性をデザインで表現した派手なナンバープレートも存在しています。
ただ、日本にも図柄入りナンバープレートは用意されており、地域によってデザインは異なりますが、かなり派手な色使いのナンバープレートも存在しているため、けっして日本のナンバー自体が地味というわけではありません。
「漢字とひらがなを使っている時点でダサい」といわれてしまうとぐうの音も出ませんが、それは日本語を使っていることがグローバルではダサいと指摘しているようなものです。
そもそも、世界中でナンバープレートの文字について母国語と数字の単純な組み合わせとしているのは視認性や読み取りやすさを求めているからで、あえて不慣れな記号や数字の組み合わせにするのはナンセンスです。
もっとも、人間が目視で読み取れなくてもいいとなれば、バーコードにするといった進化も可能かもしれません。そうなると、クールなナンバープレートと感じる人も出てきそうです。
また、軽自動車のナンバープレートが黄色ベースとなっている点について「こんな色のナンバープレートは日本にしかなく、ダサさの極み」と批判する声もあるようですが、じつは黄色ベースのナンバープレートは海外にも存在していたりします。
有名なのはイギリスのナンバープレートで、フロント用が白、リア用が黄色となっています。
また、アメリカでは州によってナンバープレートのデザインが異なりますが、ニューヨークでは黄色ベースのナンバープレートが使われていたりします。
日本のナンバーは見やすくて良いじゃん
むしろ海外のナンバーの方がダサい
マジレスすると文字が小さいし一箇所に固まってて全く見やすくない
視認性が良いなら海外も日本式のナンバープレートになってるわけ