トヨタが38万円も値引き!? 新型EV「bZ4X」販売再開に際しサブスク料金改定を実施 10月26日受付開始
KINTOは2022年10月26日、トヨタの新型EV「bZ4X」の販売再開にあたり、2022年5月に開始したサブスクリプションプランの料金改定をおこない同日より新規受付を開始しました。
申込金を半額に 月額料金も値下げし法人も契約可能
トヨタ車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOは、新型EV「bZ4X」のサブスクリプションプランの料金改定をおこなったと2022年10月26日に発表しました。
改定後のサブスクリプションは同日より新規申込受付を開始します。
トヨタの「bZ4X」は2022年4月12日に発表された新型EV。同年の5月12日からサブスクリプションサービス(以下サブスク)のKINTOでリース販売を開始しました。
bZ4Xはスバルと共同開発の「e-TNGA」プラットフォームを採用し、走行性能を高めつつ、一充電あたり559km(2WD車・WLTCモード)の航続距離を実現した本格量産EVです。
しかし、トヨタは6月23日にリコールを届け出。タイヤを取り付けるハブボルトが緩み、最悪の場合タイヤが脱落するおそれがあることから、ユーザーに対し「使用停止」を求める事態となりました。
約4か月後の10月6日に原因の究明と対策が決定したことから、再度リコールを届出、ハブボルトを交換するなどの措置がおこなわれました。
6月のリコールを受けて一時的にリース販売も停止していましたが、問題の解決のともない、2022年10月6日から販売再開となりました。
KINTOはこの販売再開に合わせて料金体系を変更した形になります。
新料金体系は発表と同日の2022年10月26日より新規受付開始。これまでの個人のみから法人もプランの申込が可能になっています。
bZ4X登場時のサブスク料金は最初の4年間が10万7800円でしたが、10万6700円と1100円安くなりました。
また契約時に必要な申込金は大幅に値下がり。サブスク開始時は77万円に設定されていたのに対し、38万5000円と半額になりました。
なお、クリーンエネルギー自動車を購入した際に国から交付される「CEV補助金」や地方自治体の設ける補助金などを適用する場合、4年目までの月額料金をさらに安くすることができます。
5年目以降の段階的な月額の引き下げや、自動車保険、メンテナンス代、車検・点検費用などの費用を料金体系に盛り込んでいる点はサブスク開始時と変更はありません。
今後の納期は2022年10月26日より新規で契約した場合、2023年1月下旬以降に生産を開始し、およそ1か月で納車となる予定となっています。
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満を持して登場した「bZ4X」ですが、予想外のトラブルが発生。使用停止を求める声も上がり、SNSでは不安の声も聞かれました。
問題を解決することを優先しながらも、販売再開時の大幅値引きの実施、さらに法人もサービス提供の範囲に加えることで、今後販売台数がどこまで伸ばしていけるか期待が高まります。
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