海外の「激安タイヤ」侮れない!? 信用できる「お墨付きタイヤ」とは 売れ行き好調な「海外タイヤメーカー」事情
以前ならタイヤ持ち込みによる履き替えの依頼は断られるケースが多かった
また以前なら、通販でタイヤを購入しても、履き替え(組み換え)を実施する業者を探すのに苦労したものです。
タイヤ交換作業ができる業者は、同時に自社でタイヤ販売も行っているのが普通なので、基本的に他所で買ったタイヤの持ち込みは歓迎されませんでした。
![スタッドレスタイヤを装着したクルマによる日本の雪上・凍結路面での走行シーン[画像はイメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2023/10/20221024_Studless_Tire_image_007.jpg?v=1666600273)
しかし今や、通販サイト指定の業者に持ち込めば、適切な交換工賃でタイヤの履き替えをしてくれるようになっています。
東京都内に住む筆者(国沢光宏)の家の近所でも、16インチまでならタイヤを持ち込み脱着&バランス取りして1本1650円と手頃な相場です。
必要な性能や安全性を確保しているタイヤが安価に交換出来るなら、少しでも経費を節約したいと思っている人なら嬉しいことでしょう。
ちなみにトヨタのハイブリッドカー「プリウス」や、「ノア」など5ナンバーミニバンに使われる195/65R15サイズの場合、国産ブランドを選ぶと1本1万円少々が相場です。
しかし同じサイズでピレリなら5800円、ミネルバが5100円、円安で値上がり傾向ながらグッドイヤーも6000円を切る価格で購入出来ます。
またオートバックスやイエローハットなどのタイヤ量販店に行けば各社独自のタイヤも扱っており、これまた悩むところです。
このような時代に、タイヤ選びはどうしたらいいのでしょうか。
以下、個人的な意見だと理解してください。
私なら、日本ブランドで安価に販売されるショップを探します。
少々高くても安心が買えるなら保険だと思えばいいし、上手な銘柄を選ぶとタイヤ寿命も長いため、総合して考えたらむしろリーズナブル。何より情報量が多いのが美点です。
もちろんミシュランやコンチネンタルなど、海外の一流ブランドを含めてもよいでしょう。
昔から「足元を見られる」という通り、クルマ通ならどんな靴(タイヤ)を履いているかでその人のライフスタイルが解ります。
ライフスタイルという意味では、モータースポーツを愛する私ならば、競技用タイヤを製造している銘柄を積極的に選びたいところです。
そして冬用のスタッドレスタイヤに関していえば、日本特有の雪質や気候を考慮し、国内で雪上テストを実施する国産3大メーカー+ミシュランを推奨します。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。

















