もうすぐ1億円!? 伝説のマシンが凄い…! スバル「インプレッサ22B STI」のレストモッド「P25」が英国オークションに登場へ

スバルの伝説の名車として知られる「インプレッサ22B STI」。そのレストモッドモデルとなるプロドライブ「P25」が英国オークションに登場しました。

スバル伝説の名車が現代によみがえる!

 2022年6月に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」では、スバル「インプレッサ22B STI」のレストモッドモデルとなる「P25」がお披露目されました。
 
 46万ポンド(約7750万円)という驚異の価格が設定されたP25ですが、早くも中古車市場に登場しといいます。

「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でお披露目されたプロドライブの「P25」(Photo:Prodrive Holdings Limited, )
「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」でお披露目されたプロドライブの「P25」(Photo:Prodrive Holdings Limited, )

 プロドライブ「P25」は、スバルの伝説の名車として知られる「インプレッサ22B STI」を現代によみがえらせた25台限定のレストモッドモデルです。

 英国の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」では、毎年話題のクルマが多く発表されますが、2022年にもっとも注目を集めたもののひとつがP25です。

 聞き慣れないこのモデルですが、その姿を見れば多くの人にとって馴染みのある1台であることがわかります。

 このP25は、インプレッサ22B STIを現代の技術でチューニングした、いわゆる「レストモッド」と呼ばれるモデルです。

 インプレッサ22B STIは、世界ラリー選手権(WRC)で3連覇を達成したインプレッサのラリーカーをイメージしたロードモデルであり、1998年にわずか400台限定で販売されました。

 P25はそんな希少なインプレッサ22B STIのプラットフォームを使用しています。

 エクステリアデザインこそ当時のスタイルをほぼそのまま踏襲しているものの、ボンネットやルーフ、トランクや大型のリアウィングにいたるまで、ボディを構成する主要なパーツのほとんどがカーボンコンポジット製となっているなど、徹底した軽量化が図られています。

 心臓部には2.5リッター4気筒水平対向エンジンが搭載され、6速セミオートマチックギアボックスが組み合わされます。

 最高出力は400馬力、最大トルクは600Nmを発揮するなど、オリジナルのインプレッサ22B STIを大きくしのぐスペックを持っています。

 また、WRC譲りのローンチコントロールやターボアンチラグによって、0-100km/h加速は3.5秒以内という圧巻のパフォーマンスを誇ります。

 プロドライブとスバルの関係は深く、WRCで大活躍を見せたインプレッサのラリーカーの開発を手掛けていたのがこのプロドライブでした。

 つまり、このP25はインプレッサ22B STIの正統な後継車といっても過言ではないモデルです。

 P25は25台限定で生産され、46万ポンド(約7750万円)という驚異の価格が設定されていましたが、発表時点で完売していたようです。

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