超ゴージャス内装の新型「電気SUV」登場! メルセデス・ベンツ「EQE SUV」が正式発表 2022年12月より米で生産開始
メルセデス・ベンツは、電気自動車「EQ」シリーズの新型SUV「EQE SUV」を正式発表しました。
メルセデス「Eクラス」のSUVに相当するEV
独メルセデス・ベンツは、「EQE SUV」を2022年10月16日に正式発表しました。
EQE SUVは2022年8月16日にインテリア画像を先行公開した電気自動車「EQ」シリーズの新型SUVで、2022年12月からの生産開始を予定しています。
EQE SUVは、メルセデス・ベンツのEV「EQ」シリーズのなかでミドルサイズSUVに相当するモデル。2022年9月29日に発表された「EQE」をベースにした、EセグメントモデルのSUVです。
EQE SUVの登場により、メルセデス初の新型電気自動車専用プラットフォームを採用したEQシリーズでは、EQE、「EQS」、「EQS SUV」に続く4番目のモデルとなります。
グレード展開は後輪駆動の「EQE 350+」、四輪駆動の「EQE 350 4MATIC」「EQE 500 4MATIC」の3タイプとなっています。
ボディサイズは全長4863mm×全幅1940mm×全高1686mm。ホイールベースは3030mmとEQEとくらべ9cm短くなっています。
エクステリアは他のEQシリーズと共通点が多くあります。前後のフェンダーを囲む黒樹脂パネルやアンダーガードなどがSUVらしい堅牢な印象を与えています。
インテリアは、EQSやEQS SUVでも導入されている「MBUXハイパースクリーン(オプション)」が特徴的。
運転席から助手席まで横幅いっぱいに広がるこのスクリーンは、メーターディスプレイ、センターディスプレイ、助手席前ディスプレイの3種類の画面が1枚のガラスカバーで覆われています。
宙に浮いたような構造のセンターコンソールや、タービンをモチーフにした空調吹き出し口などは、EQSやEQEと同様のデザインコンセプトとなっています。
木の温もりとアルミニウムを融合させたパネルや、シートやステアリング、ドアパネルのレザーは本革ではなく代替品を使用するなど、サステナブルで上質な内装となっています。
パワートレインはeATSユニットと呼ばれる電動ドライブトレインユニットで構成。EQE 350+は後輪駆動でeATSユニットをリアのみ搭載、最大出力215kW・最大トルク565Nmを発揮します。
eATSユニットをフロントとリアに搭載し、四輪駆動となっているEQE 350 4MATICが最大出力215kW・最大トルク765Nm、EQE 500 4MATICはラインナップでは最上級となり最大出力が300kW、最大トルクは858Nmもの強大なパワーを発揮します。
航続距離は欧州向けのEQE 350+では最大590km(WLTPモード)を誇ります。
EQE SUVのシャシーはフロント4リンク、リアが独立したマルチリンクサスペンションで構成。短いホイールベースとサスペンションのチューニングに加え、OFFROADプログラムモードを選択することで悪路走破性能も高めています。
安全装備も抜かりないものとなっており、万が一事故が発生した際にはバッテリーが遮断されるほか、残留電圧による事故を防止するため、数秒で放電する機能も備えています。
さらに、衝突被害軽減ブレーキやレーンチェンジアシストをはじめ、予防的乗員保護システム PRE-SAFEなど、先進安全装備が充実しています。
生産は米アラバマ州において2022年12月からを予定しています。
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2022年10月17日現在、EQE SUVの価格は発表されていません。
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