「首里城ご当地ナンバー」9作品から選んで! 沖縄県が投票実施中 復興願うカラフル図柄が勢ぞろい

「沖縄県版図柄入りナンバープレート」のデザイン選定にあたり、沖縄県が県民投票を実施中。首里城を描いた候補9作品から選べます。

2023年度導入へ

 沖縄県が、首里城を描いたナンバープレートのデザイン投票を2022年10月14日から実施しています。

「沖縄県版図柄入りナンバープレート」のデザイン候補の一例(画像:沖縄県)
「沖縄県版図柄入りナンバープレート」のデザイン候補の一例(画像:沖縄県)

 沖縄県は、クルマの新たな「沖縄県版図柄入りナンバープレート」(ご当地ナンバー)を2023年度に導入する予定です。

 国土交通省はクルマのナンバープレートを“走る広告塔”と位置付け、地域の風景や観光資源を図柄にして地域の魅力を発信することを目的に、2018年10月からご当地ナンバーを交付しており、これまで全国50以上の地域で導入されています。

 今回の“首里城ナンバー”は、この制度を活用するものです。実現すれば沖縄県で初のご当地ナンバーとなります。

 デザイン候補は、117人171点の応募の中から9点に絞られました。いずれも首里城復興への思いが込められたもので、沖縄の文化や自然をあわせて表現した作品もあります。

 応募は沖縄県在住の人を対象に、1人1作品まで投票が可能。11月3日まで特設サイトや県内の一部店舗で受付中です。

 投票締め切り後、県は最多得票のデザインを国交省に提案し、認められれば2023年10月頃に交付を開始する予定です。

 首里城は2019年10月31日未明に火災が発生し、正殿や北殿、南殿など7棟が全焼するなど延べ4800平米が焼失しました。現在は首里城の復元・復興を進めており、まず2026年に正殿の復元工事が完成する計画です。

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Writer: くるまのニュース編集部

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