サイバー感スゴ! ポップでカワイイ「2シーターEV」爆誕! ルノーブランドのモビライズ「デュオ」欧州で発表

ルノーブランドのモビライズは2022年10月10日、2人乗りの小型EV「Duo」を欧州で発表しました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

だれでも乗れるエコな小型EVは80年代から90年代のポップさを意識

 ルノーグループのモビライズは、前後2人乗りの小型EV車「Duo(デュオ)」を2022年10月10日に発表しました。2023年末までにサブスクリプションまたは長期リースで提供される予定です。
 

80年代のサイバー感もある? オレンジ色がポップなモビライズ「デュオ」
80年代のサイバー感もある? オレンジ色がポップなモビライズ「デュオ」

 モビライズ デュオは新開発の小型EV。縦に2つのシートが並ぶ2人乗りとなっており、全長2430mm×全幅1300mm×全高1460mmとコンパクトな車体を持ちます。

 外装のデザインはベースのグレーに差し色としてオレンジ色が各所にあしらわれており、上向きに開くボディ横のドアは3つに分割された大きな窓が特徴的。

 前後のホイールハウスは大きく張り出しており、大きなタイヤがボディの四隅に配置されることで小回りが効くように設計されています。

 インテリアは1980年代から1990年代にかけての雰囲気と、ゲームの世界とのコンビネーションを意識。ダッシュボードはラジカセのような形状となり、ヒップホップのイメージも持たせているといいます。

 また、多くのユーザーが簡単に操作できるように、シンプルで直感的な設計となっており、シートはパット入りで快適性を保持。折りたたみ式車いすも収納できる作りとなっています。

 一方でデュオは個人の利用のみならず、企業やシェアサービスでの利用も見据え、コネクテッドサービスも充実したものとなっており、今後の機能拡張も可能とする予定です。

 車両はスマホによるキーレスとイグニッションシステムが備わっており、複数のユーザーによる共有ができ、車両から送信されるリアルタイムデータにより、車両の管理も楽におこなえます。

 パワートレインは2種類を用意。最高速度45km/hと80km/hの2タイプを設けることで、各国の法律に適合しています。

 航続距離は140km(公称・WMTC認証申請中)で、公共の充電ステーションほか、自宅でも充電できるコネクタの2種類を装備しています。

 デュオは2040年までにヨーロッパでカーボンニュートラルを達成するというルノーグループの目標にもとづき、環境に配慮した設計となっています。リサイクル材は50%以上使用、廃車にする際は95%がリサイクル可能となっています。

 さらに、フロントとリアバンパーを同一設計とし、生産・修理コストを減らすほか、ボディパネルはプラスチック素材を使用し徹底的なエコデザイン設計に基づいています。

 デュオはプライベートユースでは3か月から選択できるサブスクリプション契約により提供される予定です。

 カーシェア業者などの企業が長期リースを利用でき、保険や充電などのサービスを一体化したパッケージが用意されます。

※ ※ ※

 1人乗り貨物車の「ベントー」もラインナップされており、こちらはデュオのリアシートを700リットル近い容量を持つトランクに変更したモデルです。

 ベントーは2024年から法人向けに長期リースで提供される予定となっています。

 なお、デュオ、ベントーともに日本国内への導入は言及されていません。

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