ホンダ史上最強の新型SUV「パイロット トレイルスポーツ」が一足先にお披露目!? ド派手な外装をまとって米国のラリーに出場
北米ホンダは、新型「パイロット トレイルスポーツ」の公開を前に、10月6日から10日間開催される「Rebelle Rally」に出場すると発表しました。
今秋公開「パイロット トレイルスポーツ」が一足先にラリーデビュー 性能を力試し
北米ホンダは、2022年秋の公開を予定している新型SUV「パイロット トレイルスポーツ」が、アメリカでおこなわれる「Rebelle Rally」で競技デビューすると発表しました。
ホンダ「パイロット」はかつて日本でも販売されたSUV「MDX」の兄弟車にあたるモデルで、2022年秋に4代目となる次期モデルを正式発表予定。オフロードテイストを盛り込んだ「トレイルスポーツ」を設定するとアナウンスしています。
トレイルスポーツは、ホンダが米国市場で20年以上にわたり作り続けてきた、同社のライトトラックに存在するオフロード性能、多用途性、耐久性をさらに高めたグレード。専用デザインのエクステリアと個性的なインテリアが採用されます。
9月14日に公開された画像では、エクステリアは、目の粗いメッシュタイプの六角形型グリルに「TrailSport」エンブレムを配置。スキッドプレートを彷彿させるシルバーのロアガーニッシュでタフさを表現しています。
リアはフロント同様、「TrailSport」エンブレムと、シルバー塗装のスキッドプレート風ロアガーニッシュで存在感を示しています。
全米の過酷な地形でテストされたパイロット トレイルスポーツは、オールテレインタイヤ、オフロードチューンドサスペンション、機能を向上させた全輪駆動システムを標準装備し、ホンダSUV史上もっとも頑丈なクルマとなる予定だといいます。
今回、初回生産のパイロット トレイルスポーツが、10月6日から15日にかけて開催されるアメリカ最長のラリー競技「Rebelle Rally」で一足先にデビューします。
ホンダがRebelle Rallyに参加するのは今回で4回目。ドライバーはオハイオ州在住でホンダの北米自動車開発センターでシャシー信頼性試験エンジニアを務めるリズ・ロング氏と、北米のホンダ施設の設計・建設プロジェクト管理者であるヒラリー・テイト氏の2人。
1日あたり10時間から12時間のオフロード走行で、パイロット トレイルスポーツの性能、耐久性、ハンドリングをテストするといいます。
なお、ラリーで使用されるオイルパンと燃料タンクに装備される鉄製スキッドプレートは、通常生産モデルに装備されるものと近いものが使用される予定です。
車両デザインはホンダのエクステリアデザイナー、リリ・メリキアン氏によるもので、トレイルスポーツ専用色の「ディフューズドスカイブルー」にピクセルアートをイメージしたカリフォルニアの山々が描かれています。
ドライバーのリズ・ロング氏は以下のようなコメントを発表しています。
「新型ホンダ パイロット トレイルスポーツは、全米の困難な地形でテストされており、アメリカで最も過酷なオフロード競技の一つでその頑丈さを披露するのが待ちきれません
我々は、このような環境下で性能を発揮できるようにパイロット トレイルスポーツを設計してきました」
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Rebelle Rallyは女性のみでおこなわれるラリー競技。GPSや携帯電話のナビゲーションを使わず、険しい地形を戦略的に走破します。
出場チームは紙の地図、コンパス、方位磁石などアナログ機器を使用し、チェックポイントを通過、毎日多くのポイントを獲得してゴールすることを目標としています。
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