「“前もって”倒されたバス停」周知を求む投稿がSNSで話題! 現状は“善意の悪魔”が頻発!? 「もっと広まってほしい」と反響大
街中で路線バスを見かけることがありますが、こうした乗合自動車は発進する際、発進保護として道路交通法で規定が定められています。どういった内容なのでしょうか。
「あえて」倒されたバス停 一体なぜ?
先日は、台風14号が九州地方をはじめ日本列島の広い範囲を襲い、強風や大雨などをもたらしました。
そんななか、SNSではバス停の台風対策についてある投稿が話題に。どういった内容なのでしょうか。
Manabu INOUE(@kasobus)さんはSNSに、道路の端にバス停の標柱(ポール)が倒してある1枚の写真を投稿。
これと合わせて以下のようなコメントを投稿しています。
「これ、もっと知られるといいかも
台風が近づいてるので前もって倒されたバス停
『大風でバス停が倒れてる』という苦情から、『バス停が倒れてたので直しときました』という善意の悪魔からの電話対応がハンパないとバス事業者さんから伺ったので」
投稿主である井上学さんは、京都の大学で公共交通に関する研究をおこなっており、普段からバス事業者と交通会議や利用促進などで話す機会が多いといいます。
今回の投稿の経緯について、井上さんは以下のように話します。
「普段からバス事業者の方とご一緒する機会が多く、そのなかで台風接近時にバス停を倒しておくことについての話と苦労について、今回撮影した事業者さんとは別のところで伺った機会がありました。
そこで強風で倒れないよう、あらかじめバス停を倒しておくことが多くの方々に知られてないことに気づき、外出の際に倒されたバス停があったので、これを機に多くの方に知っていただきたいと思い投稿しました」
この投稿は6万を超えるいいねがつくなど多くの反響が寄せられ、ユーザーからは「そういうことだったんだ」「あえて倒しておくのもありなんだ」「ぜひこれは広まってほしい」など多くの声が見られています。
なかには、「テレビだと『バス停も倒されてます』と報道されていた」という声もあるなど、台風に備え事前にバス停を倒しておくという対策はまだまだ周知されていない事実といえます。
井上さんはその後、張り紙と元に戻されているバス停を写した2枚の写真を投稿しており、張り紙には「安全のためバス停を事前に倒しております」との記述が見られます。
しかし実際は張り紙がしてあってもバス停が元に戻されているケースもあるといい、こうしたバス停の台風対策について井上さんは以下のように想いを語ります。
「バス事業者の皆さんは、限られた時間と人員で手早くバス停を倒し、台風通過後は路線(道路)の確認をおこなうとともに、バス停を復旧するなど、見えないところで安全運行に非常に気遣われています。
こうしたバス停のケースのほかにも、今後台風接近の際には物干し竿を外す、自転車を倒すなどのように一般的な事象として知られると幸いです。
また、メディアでの報道でも強風で倒れたバス停か、あらかじめ倒されたバス停が注意して報道されると良いなと思います」
※ ※ ※
バス事業者では、あらかじめバス停を倒して台風対策を取っている場合があります。
今回の投稿は「知らなかった」という声も多く見られ、まだまだ知られていないのが現状といえそうです。
カメラ・センサー等、各種安全装置が運転免許で必須になるのは主に高齢者なので全車についている必要はないと思う。ゴールド免許特権で無事故無違反運転者には何も付いていないバージョンを買えるようにすれば半導体不足やらケーブル不足に対応できるし、ゴールド免許保持者も車が安く買えるというもの。特例で何とかして欲しいですね。
あ、誤爆すみません。別の記事でした。