トヨタ新型「クラウン クロスオーバー」のオーディオはめっちゃイイ音! ボディ形状まで最適化!? 新開発のサウンドシステムとは

デンソーテンは2022年8月31日、新世代サウンドシステムが、トヨタの新型「クラウン クロスオーバー」に採用されたと発表しました。どのようなシステムなのでしょうか。

ハイテク技術の積極的な活用により、構造とデジタルの両方向から音質向上を図る

 デンソーテンは2022年8月31日、新世代サウンドシステムがトヨタの新型「クラウン クロスオーバー」に装着される「トヨタプレミアムサウンドシステム」として採用されたと発表しました。

 2022年9月1日に発売開始となったトヨタ新型「クラウン クロスオーバー」ですが、これまでのクラウンとくらべ、全4タイプとなるなどグローバルモデルとして革新的なモデルチェンジを果たしました。

 サウンドシステムも新世代へと生まれ変わりましたが、従来の「トヨタプレミアムサウンドシステム」とは一体何が違うのでしょうか?

9月1日に販売開始となった「クラウンクロスオーバー」
9月1日に販売開始となった「クラウンクロスオーバー」

 新型クラウン(クロスオーバー)では、専用に開発した3Dモデルにて振動シミュレーションを行い、スピーカー駆動によって発生する周辺部品の不要振動を見える化しています。

 この解析結果をもとに、デンソーテンはトヨタと共同でスピーカー周辺のボディ形状などを最適化し、スピーカー駆動時の不要な振動を低減することで、雑味の無いクリアな音を実現しています。

 また、高性能デジタルサウンドプロセッサーにより、車室内で発生する不要なガラス反射やドア振動などによる、音の乱れを信号処理で制御・補正し、元の音源をより正確に再現します。加えて、リスニングルームで音楽を聴いた時の反射音を、到来方向まで忠実に車室内で再現することで、車室外まで広がるような心地よい音空間を実現します。

 さらに、10個のスピーカーと、独自のデジタル信号処理技術を搭載した8chフルデジタルClass-Dアンプから成るハイレゾ対応のサウンドシステムで、従来のコンセプト「原音に対して正確な音の再生+立体空間再生」を更に進化させ、「雑味の無い上質さ+車室外まで広がるようなゆとりの音空間」を目指し開発しました。

 今回、クラウンクロスオーバーの「トヨタプレミアムサウンドシステム」は、日本オーディオ協会の“Hi-Res Audio”に認定されています。

 ハイレゾの良さを活かすために、デジタル信号処理の心臓部である、マスタークロックは高性能なものを搭載し、アンプ筐体もノイズに対する性能を向上させつつ、剛性も高めることで、さらに音質の向上を図りました。

 スピーカー自体にも工夫が凝らされており、独自形状の振動板・エッジ設計でスピーカーの剛性や振幅対称性を向上させ、原音に対して正確な音を再生できるよう開発しています。

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