激レア実車&ワイスピ俳優も参戦!? ド派手イベント「FuelFest」が凄かった! サン・カン愛車「Fugu Z」とは

ワイスピ人気俳優も参加!ハン役の「サン・カン」は16年ぶりの来日でファン殺到

 サン・カン氏といえば、クルマ好き、日本車好きでも知られます。

 ワイルド・スピード3作目「TOKYO DRIFT」ではマツダ「RX-7」をベースにした「RX-7 Fortune」(VeilSide作)で登場しました。

 現在もそのイメージが非常に強いのですがプライベートでは、ダットサン240Z(日本名:(S30型フェアレディZ)をベースにしたカスタムモデル「Fugu Z」を所有しています。

 なぜサン・カン氏の愛車はFugu Zという名前なのでしょうか。

 240Zは、アメリカでもっとも成功した日本製スポーツカーといっても過言ではありませんが、Fugu Zは日本のパーツブランドGReddyとのコラボレーションによって誕生しました。

 オーナーのサン・カン氏自身が大好きなクルマでベース車両の240Zもたくさんの候補のなかから入念に吟味したうえで購入して、GReddyパフォーマンスの協力のもと改造を完了させています。

 Fugu Zの「Fugu」は冬の味覚、高級魚として知られるあの「フグ」で、「毒をもつフグは適切に処理されていないと死ぬ危険もある。クルマもそれと同じで、いかに素晴らしいスポーツカーも専門知識を持つエキスパートによって正しく適切に改造しないと命に係わる危険がある」ということでサン・カン氏自らFugu Zと名付けたそうです。

初開催のFuelFestで寛ぐコディ・ウォーカー氏とサン・カン氏(撮影:加藤博人)
初開催のFuelFestで寛ぐコディ・ウォーカー氏とサン・カン氏(撮影:加藤博人)

 そんな日本車大好きのサン・カンにとって日本初開催のFuelFestはどのような印象だったのでしょうか。

 16年ぶりの来日となったサン・カン氏に直接、話を聞いてみました。

――日本初開催のFuelFest、どんなクルマが印象的でしたか?

 すごく大きな規模で開催されて驚いたよ。

 何が面白いってアメリカではみんな必死になってちょっと古い日本のクルマを輸入して、パーツをいろいろ集めたりしてカスタムカーを作っているけど、日本はその逆だよね。

 日本人はアメリカ車を輸入してカスタムして楽しんでいる。お互い「ないものを求める」というのはいずれにしても興味深いね。

 FuelFestではアメリカではほとんど見る機会がない貴重な日本車、JDMがたくさん見られてほんとに感動したよ。できれば、もっとたくさんの日本車をゆっくり見たかったね。

――16年ぶりの日本はいかがですか?

 とても久しぶりの日本だった。前回日本に来たのは2006年で『TOKYO DRIFT』(Fast and Furious3作目)に関わる撮影のときだったよ。

 私が日本に来ていなかった16年の間には、2011年の東日本大震災があったりして、いろんなことが大きく変わったという印象。

 今回、FuelFestの開催前に渋谷に行ったけど、渋谷の風景もすごく変わっていた。

 新しいビルができたとか物理的な変化だけではなくて、街の印象、雰囲気が変わったね。

 そしてFuelFestが終わったあと、ずっと行きたかった大黒PAに行けたのも嬉しかった。

※ ※ ※

 非常に盛り上がったFuelFestはおそらく2022年以降もまた日本で開催される可能性は大きいです。

 今回は行けなかった人も次回は、早めの情報収集でワイスピの世界観に酔いしれてみてもいいかもしれません。

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Writer: 加藤久美子

山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。

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