珍しい「有料道路の定期券」なぜ存在? 六甲の夜景スポットや「関西の奥座敷」を結ぶルートの横顔
定期券を設定している有料道路が兵庫県にあります。一般的に定期券は電車や路線バスを頻繁に利用する人を対象に販売されていますが、なぜそれが有料道路にもあるのでしょうか。
定期券を設定している芦有ドライブウェイ
「定期券」で通れる有料道路が兵庫県にあるといいます。電車や路線バスで使うことの多い定期券が、なぜ有料道路に設定されているのでしょうか。
有料道路を頻繁に利用する場合、通行料金をその都度支払うこともできますが、路線によっては回数券を利用する方法もあります。
有料道路の回数券は11枚や50枚、100枚といったまとまった数が一綴りとして販売されており、その都度支払う場合に比べて割引されているのが一般的です。
しかし、回数券ともに定期券も販売しているのが、兵庫県にある有料道路「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」です。
芦有ドライブウェイは、兵庫県南部の芦屋市の市街地と、「関西の奥座敷」として知られる有馬温泉(神戸市北区)を南北に結ぶ長さ10.7kmの有料道路です。
1961年に開通。現在はNEXCO西日本などが出資する芦有ドライブウェイ株式会社が運営しています。
道路は六甲の山の中を走る制限40km/hのドライブコースで、途中には夜景スポットとして知られる東六甲展望台、バーベキューが楽しめる「奥池あそびの広場」などのスポットが点在します。
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