レンタカーより便利? 「カーシェアリング」初体験で若干トラブルも!? 使い勝手はどうだった?
実録! カーシェアで「ホンダe」に乗ってみた!
現在はカーシェア専門の会社だけでなく、駐車場の運営会社の大手「タイムズ」やレンタカー事業も手がける「オリックス」なども参入。さらにホンダも「Every Go」と名付けたカーシェアをスタートしています。
なかでもホンダのEvery Goは、単なる短時間利用というだけでなく、最新のホンダ車に好きに乗れることが魅力です。ということで、実際にEvery Goを使ってみました。
まずはEvery Goサイトで事前登録。登録に必要なのは、免許証の表・裏を撮影した画像とクレジットカード、手続きに必要なメールアドレスです。
サイトの「新規登録」から「規約の同意」の確認、メールアドレスの入力後に届く会員情報の入力ページへ。さらにクレジットカード情報とSMS(ショートメール)認証コードを入力します。
問題なければ登録申請が完了しますが、正式なメンバーとして「入会登録完了メール」が届くのに約1日(24時間以内)かかるので、利用する日よりも前に準備しておくことをおすすめします。
また、専用アプリも事前にダウンロードしておきたいところ。登録もアプリも無料なので、使う機会が未定だとしても、あらかじめ会員登録しておくのが良さそうです。
クルマを予約するときは、アプリを開くとマップに「ステーション(車両駐車スペース)」が表示されます。利用予定日時、希望のステーション、車種という順番に設定すれば予約完了です。
そして当日。予定時刻より少し前に、予約していた東京・青山の「Hondaウェルカムプラザ青山」にあるステーションに到着。
Every Goの立て看板が置かれている車両の前でアプリを起動し、予約開始&ドアのロック解除をおこないます。ちなみに、前に予約が入っていなければ予約開始15分前から手続きが可能です。
利用開始前にアプリ内で指示される通りに車両の状態をチェックします。事前にクルマをチェックしておかないと、後日見つかった傷などの修理代を請求される場合もありますので、傷つきやすいホイールなどを中心に確認しました。
ここでひとつ問題が発生。ロックを解除したあとにエクステリアをチェックしていたら、「固定用キー」を抜き取る前にドアロックがかかってしまいました。
そういった場合は、コールセンターに連絡すれば大丈夫。電話で本人確認が取れれば、オペレーターによる遠隔操作で再びドアロックを解除してもらえます。
無事車内に乗り込んだあとは、助手席前のグローブボックス内にある固定用キーを「貸出」方向に回してキーを抜き取ります。抜き取ったキーは出先などでドアを施錠する場合に使用します。
これで準備はOK。あとは普通のクルマと同じようにエンジンを始動し、時間内に自由に走ることができます。
しばし借り出した電気自動車の「ホンダe」を堪能した後、返却時間の5分前に、貸出場所のHondaウェルカムプラザ青山のステーションに戻りました。
所定の駐車位置にクルマを戻し、忘れ物がないかを確認後、荷室に搭載されている「クリーニングキット」にて清掃し、固定用キーを差し込んで今度は「返却」方向に回して降車します。
アプリ内のチェックボックス(キーの返却や忘れ物、窓が閉まっているかなど)にチェックを入れて、アプリでドアロックを施錠し、利用を終わらせる…はずでした。
所定の場所に駐車し、窓も閉めてキーも返却したのに、アプリ内で表示されるのは「所定の場所に返却されていません」の表示。
原因は不明ながらアプリ内で終了できなかったので、再度コールセンターに連絡。遠隔操作で「返却」と「利用終了」を確認してもらいましたが、この手続きで返却時間を6分ほど超過し、延長料金が加算されることに。
そういったトラブルも考慮して少し早めにステーションに戻るか、または事前に少し長めの時間を予約しておくのが良さそうです。
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今回は初めてのカーシェア利用ということもあり、ドアロックの解錠・施錠が一定時間で閉まってしまったり、返却時にトラブルがあるなど少々手間取ったものの、料金も手頃ですし、使い方次第ではかなり気軽にカーシェアできそうです。
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