四国4県と四国ツーリズム創造機構、NEXCO西日本四国支社が、2022年7月から11月にかけて四国ドライブキャンペーンを展開。この一環で、高速道路が定額で乗り放題となる割引商品「四国まるごとドライブパス！2022」を発売します。

　実施期間は7月15日から11月30日まで（8月10日から16日までを除く）。対象はETC搭載の普通車と軽自動車等（二輪車含む）です。

　プランは、四国内の高速道路が利用できる「乗り放題プラン」と、発着エリアから四国までの往復を組み合わせた「往復料金セットプラン」の2種類です。

　乗り放題プランは、四国在住の人や、遠方から飛行機や鉄道などで来て四国をレンタカーで周遊する人に向いています。期間は連続最大2日間または3日間です。

　価格は、普通車が6300円（2日間）と6900円（3日間）、軽自動車が5000円（2日間）と5500円（3日間）です。

　往復料金セットプランは、発着エリアが「滋賀・京都・大阪」「兵庫・岡山」「広島・山口東部」「福岡・山口西部」の4つから選べます。期間は連続最大2日間から4日間です。

　価格は、普通車が6400円から1万2400円、軽自動車が5100円から9900円です。

　例えば、「滋賀・京都・大阪発着プラン」の3日間・普通車用を利用して、中国吹田ICを発着地として大鳴門橋遊歩道、屋島、栗林公園、丸亀城、金刀比羅宮、琴平温泉、道後温泉、坂の上の雲ミュージアム、とべ動物園、道の駅みなとオアシスうわじまきさいや広場、宇和島市内、高知城、祖谷のかずら橋を観光した場合、通常の高速料金は1万5650円ですが、パスはおよそ半額の7900円になるといいます。

　なお、「四国まるごとドライブパス！2022」には神戸淡路鳴門道・瀬戸中央道（瀬戸大橋）・西瀬戸道（瀬戸内しまなみ海道）の通行料金は含まれていないため、これらのルートを通る際は、別途支払いが必要です。

　パスは、NEXCO西日本のウェブサイト「みち旅」で事前に申し込みます。利用者には特典として、NEXCO西日本のSA・PAで使える割引クーポンが進呈されます。