なぜ雨天時に注意? 夏の車内で「熱中症」の危険アリ!「湿度」を気にするべき理由とは
車内の熱中症予防対策、体調を整えることも大事
車内の熱中症対策として、第一に活用したいのがカーエアコンです。
JAFのテストによれば、8月の炎天下の駐車場では、エアコン停止からわずか15分間で、WBGTが「危険」レベルとなる31℃以上に到達します。
カーエアコンの活用について、なかには燃費の悪化を心配する人もいるかもしれませんが、カーエアコンは熱中症を予防するためには欠かせないものと認識し、しっかりと活用するのが良いでしょう。
なお、エンジンをアイドリング状態に出来ない場合には「窓を開ける」「日陰に駐車する」「窓にサンシェードを装着する」などの方法で、車内の温度上昇をある程度抑えるのが効果的です。
ただし、そのような対策をおこなったとしても、カーエアコンを使用していない夏場の車内は熱中症になる危険性が高いと考えられます。
大事をとって、夏場は車内に長時間とどまることを避けることが重要です。ましてや、自分の力で車外に出られない小さな子供やペットを車内に残すことは絶対にしないようにしましょう。
また、カーエアコンといったクルマ側の対策だけでなく、自分の体調を整えることも熱中症予防には効果的です。
環境省によれば、熱中症を引き起こす身体の要因としては、「脱水」「栄養不足」「寝不足」「二日酔い」などが挙げられています。
水分や食事を十分に摂り、規則正しい生活を心がけ、熱中症になりにくい身体を維持したいところです。そのほか、涼しい服装をする、帽子をかぶるなどして、ファッション面から対策する方法もあります。
万が一、「めまい」「しびれ」「顔のほてり」「体のだるさ」「吐き気」など、熱中症と思われる症状が生じた場合は、すぐに応急処置をおこないましょう。
応急処置としては、水分・塩分の補給や涼しい場所への移動、濡らしたタオルなどで身体を冷やすなどの方法が挙げられます。
自分で応急処置ができない場合や危ないと感じた場合には、無理せずにすぐに救急車を呼びましょう。
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一方で、カーエアコンの設定温度を下げ過ぎると、「冷房病(クーラー病)」となり、体調を崩すこともあります。
カーエアコンを低すぎる温度に設定すると、外との激しい温度差によって、自律神経のバランスが乱れ、「足腰の冷え」「肩こり」「頭痛」「食欲不振」といった症状が起こる場合もあります。
カーエアコンの温度は、外の気温より「-3度」ほどを目安に設定し、身体にストレスがかからないようにすることが重要です。
叩くと冷える冷却材も。濡らすと気化熱で冷えるタオルもダイソーで売ってるけど意外と優秀。速乾性の衣類も汗を吸って冷やしてくれるので送風だけでも結構冷える。汗をかくからと飲み物は控えている人は脱水症状になるから温くても飲みやすいウーロン茶を積んでおくと良い。
あと、サンシェードの写真でフロントガラスの中央に吸盤を着けているけど、スマホホルダ?。道路運送車両の保安基準39条により違法ですね。