新車117万円! スズキ「“新型”軽トラック」に注目! 「13年越しの大刷新」で精悍“イケメンフェイス”採用も「絶妙すぎる使い勝手向上」も! 働く人の相棒「キャリイ」の進化が凄い
スズキの軽トラック「キャリイ」が改良で進化を遂げました。エクステリアの変化が目を引きつけますが、それ以外も大きなアップデートが施されています。
見た目だけじゃない! 「絶妙すぎる小改良」もタクサン
身近な働くクルマとして大活躍しているスズキの軽トラック「キャリイ」は、2026年1月23日より、改良型モデルが発売されました。
改良の目玉は、愛嬌ある表情を「イケメン顔」とした大胆なフェイスリフトの実施です。しかし新型キャリイの変化は、それだけにとどまりません。
今回は、エクステリア以外の進化にも注目してみました。
まずはエクステリアの改良点を簡単に触れましょう。
フロントマスクはフロントバンパー、グリル、ヘッドライトデザインを一新。11代目となる現行型は2013年9月に発売されていますから、約13年越しの大変身となります。
そのフェイスリフトのポイントは、2018年に追加されたエクステンドキャブ仕様の「スーパーキャリイ」との差別化を図るべく、フロントガーニッシュの色指定が異なります。キャリイではボディ同色ですが、スーパーキャリイではブラックに統一されています。
そして新型では、ヘッドライトデザインの変更に合わせて、全車LEDライト仕様となったのも見過ごせないところ。
また小さなところでは、キャブの後方にある荷台ステップのワイド化も図られ、長靴でも足が掛けやすくなるなど、実用性も高められています。

外観同様に大胆な変更を図っているのが、インテリアです。
なんとダッシュボードパネルを大幅に改良。単眼のアナログメーターだったメーターパネルは、ここへきてデジタル化。デジタル式スピードメーターに加え、マルチインフォメーションディスプレイの機能も強化されています。
ダッシュボードの機能では、エアコン吹き出し部下にあるドリンクホルダーを助手席側にも追加し、丸から四角へと形状を変更することで、500mLの紙パックにも対応。下部のコンソール部にあるドリンクホルダーと合わせ、収納本数を4本まで拡大しています。
エアコンパネルの下には、スマホの収納にも便利なインパネセンタートレーを新設。オーディオ装備エリアは、キャリイの最上位グレードとスーパーキャリイでは、8インチナビも装着可能なインパネセンターガーニッシュを装備。日中の日差しによる見えにくさを防ぐ形状となっているのもニクイです。
エアコンパネルもレバー式からダイヤル式に変更され、操作性が向上されています。
そして、従来型では小物入れだったセンタークラスター下部には、先進の安全運転支援機能機能のスイッチ類やアクセサリーソケットに加え、最上位グレードでは、USB電源ソケットを標準化。しかも、USBタイプAとタイプCが一つずつ備わる充実振り。
そして安全面で評価したいのが、キャリイのシート変更でしょう。ヘッドレスト一体式シートの新タイプに改めることで、頭部への衝撃軽減と着座時の安定性を高めています。
ちなみにスーパーキャリイでは、登場時から専用のヘッドレスト一体型シートを採用しています。
もちろん、メカニズムの進化もあります。最大の進化は、先進の安全運転支援機能の強化でしょう。
従来のステレオカメラの「デュアルカメラサポート」から単眼カメラとミリ波レーダーを備えた「デュアルセンサーブレーキサポートII」に変更し、前後のパーキングセンサーとともに、全車標準となりました。
これにより交差点衝突回避支援が可能となった上、駐車時の安全支援も強化されています。
またジムニーの開発で培った技術である「ぬかるみ脱出アシスト」も全車に標準化され、デフロック付き4WD仕様の悪路走破性を高めています。
車両価格(消費税込)は、キャリイが117万2600円から158万1800円、スーパーキャリイ(特別仕様車含む)が129万1400円から180万700円です。
カッコいいデザインだけでなく、働く人の相棒として細かな機能も強化させているのが、新型キャリイシリーズの大きな魅力なのです。
Writer: 大音安弘(自動車ライター)
1980年生まれ。埼玉県出身。クルマ好きが高じて、エンジニアから自動車雑誌編集者へ。その後、フリーランスになり、現在は自動車雑誌やウェブを中心に活動中。主な活動媒体に『ナビカーズ』『オートカーデジタル』『オープナーズ』『日経トレンディネット』など。歴代の愛車は全てMT車という大のMT好き。

































