「寝られない」常識覆す!? バスなのに扉付き「完全個室」 豪華すぎる「11席」がスゴい!? 東京~奈良「動くホテル」とは
東京と大阪・奈良を結ぶ夜行バスのなかに、わずか11席しかない「完全個室」の車両が存在します。関東バスと奈良交通が運行する「ドリームスリーパー」です。扉付きの空間やNASA理論を取り入れた座席など、移動手段の常識を覆す豪華装備の特徴と、2026年初頭の運行に関する最新情報を解説します。
11室だけの「完全個室」バスとは 東京~奈良・大阪を結ぶ豪華バスの全貌と最新情報
長距離バスといえば「安価だが疲れる」という印象を持つ人も多いでしょう。
しかし、ホテル並みの装備を持つ「完全個室」のバスが存在します。
関東バスと奈良交通が運行する「ドリームスリーパー」です。
わずか11席という贅沢なレイアウトや充実した設備にはどのような特徴があるのでしょうか。
飛行機や新幹線とは違う体験が出来る移動の手段となる長距離バス。
かつては価格の安さが最大のメリットとされてきましたが、近年では快適性を重視した車両も増えています。
一般的な観光バスのような4列シートや、ゆとりを持たせた3列独立シートなど様々なタイプが存在するなか、ひときわ異彩を放っているのが「個室」を備えた車両です。
その代表格ともいえるのが、関東バスと奈良交通が共同運行する「ドリームスリーパー東京・大阪奈良号」です。
東京(新宿)と大阪・奈良の540kmという距離を約9時間で結ぶこの車両は、移動中であることを忘れさせるようなプライベート空間を提供しています。

通常の大型バスであれば40席以上設けることも可能ですが、ドリームスリーパーの座席数はわずか11席のみです。
この贅沢な空間使いが、他の交通機関とは一線を画す特徴となっています。
ドリームスリーパーの最大の特徴は、座席が扉とパーティションで区切られた「完全個室」である点です。
一般的な長距離バスでは、カーテンで仕切られていても周囲の音や気配が気になることがありますが、この車両ではしっかりと壁と扉で仕切られているため、周囲を気にすることなく過ごせます。
業界でも珍しい1列+1列のレイアウトを採用し、通路を挟んで独立した空間が確保されています。
また、個室内には防犯カメラや、運転席とつながるモニターが設置されており、緊急時の対応も含めた安全性が確保されている点も特徴です。
長時間の移動において重要となる「座席」にも独自の技術が投入されています。
採用されているのは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が考案した「ゼログラビティ(無重力)」理論を取り入れた電動リクライニングシートです。
これは、浮遊感を感じさせる姿勢を保つことで、身体にかかる負担を軽減し、深い眠りへと誘う設計となっています。
背もたれはフルフラットに近い角度まで倒すことが可能で、リラックスした姿勢で休息を取ることができます。
車内設備やアメニティも充実しており、Wi-Fiやコンセントはもちろん、ウェルカムアロマによる演出も行われています。
さらに、スリッパやリラックスウェアなどのアメニティグッズも用意され、まさに「移動するホテル」のようなサービスが提供されています。
なお価格は全席指定で、以下の通りとなっています。
大人:1万8000円~2万2000円(運賃・座席料金)
小児:1万4500円~1万6500円(運賃・座席料金)
※ ※ ※
極上の移動体験を提供するドリームスリーパーですが、直近の運行スケジュールには変更がアナウンスされています。
それによると、車両整備のため、2026年1月16日から3月中旬までの期間、一部の便が運休となります。
具体的には、「金曜日のバスタ新宿発」および「土曜日のJR奈良駅発」の便が基本的に運休対象です。
一方で、「金曜日のJR奈良駅発」および「土曜日のバスタ新宿発」の便については、祝日などの不規則運行日を除き、通常通り運行される予定です。
運休便の再開日については、2026年2月中に同社ホームページにて公表される予定となっています。利用を検討している場合は、事前の確認が必要です。
Writer: くるまのニュース編集部
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