幻のホンダ爆速「S2000タイプR」降臨!? 「もしも…」に挑戦した本格エアロ仕様のレンダリングがアツイ

1999年4月にデビューしたホンダ「S2000」ですが、2007年に「タイプS」が出るもこのクルマには「タイプR」は設定されませんでした。そんなS2000を、メキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏がS2000 タイプR仕様のレンダリングを投稿しています。

実現することはなかった「S2000タイプR」メキシコのカーデザイナーが再現

 1999年4月ホンダは、新世代リアルオープンスポーツカーとして「S2000」をデビューさせました。その23年後となる2022年、メキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏はサーキット走行性能を追求したモデル「タイプR」仕様に変えた「S2000 TYPE R」のレンダリングを投稿し話題を呼んでいます。

現実には発売されなかったS2000の「タイプR」モデルをメキシコのカーデザイナーが想像・再現した(photo:Abimelec Design)
現実には発売されなかったS2000の「タイプR」モデルをメキシコのカーデザイナーが想像・再現した(photo:Abimelec Design)

 アビメレック・アレラーノ氏は、ランボルギーニ「ウルス」の本格オフロード仕様やフォード「ブロンコ」の6輪仕様、1957年のテスラ「モデルS」など現実では起こりえない、あらゆる「もしかしたら」なクルマのCGを作成して、自身のSNSに投稿しています。

 そのなかで、S2000をアレラーノ氏が想像を膨らませ、タイプR仕様カスタマイズを施し、CGで公開しています。

 ホンダのタイプRは、ベース車の運動性能と動力性能を際立たせ、サーキット走行性能を追求したモデルで、スポーツモデルの「NSX」や「インテグラ」、「シビック」などに設定されています。

 一方、S2000では2007年に専用のエアロパーツ、専用のサスペンションチューニングを施された「タイプS」モデルが出るも以後現在まで、「タイプR」モデルは発売されておりません。

 今回アレラーノ氏は、そんなS2000をタイプR仕様に変えました。

 外装はチャンピオンシップホワイトに塗られ、フロント・サイドにエアロパーツを装着。リアには程よい大きさのリアスポイラーが装備されています。

 また、左右のフェンダーには「タイプR」のロゴが貼られ、足元にはホンダ「NSX-R」に装着されていた軽量ホイールのようなホイールが収まっています。

 内装にはレカロシートやロールケージが採用され、サーキット走行性能が追求されていいます。

 このクルマについてアレラーノ氏は自身のSNSで次のようにコメントしています。

「ホンダにはS2000 タイプRを作らなかった理由があるのでしょうが、実際にレンダリングを作ってみると素晴らしいものになったと感じています。

 ホンダならこのクルマにどんなエンジンを載せていたのでしょうか。」(編集部訳)

 アレラーノ氏の製作したCGは、もちろんメーカー非公認の妄想デザインですが、細部までしっかりと作りこまれており、その本気度が伝わってきます。

ホンダ・S2000 のカタログ情報を見る

【画像】あったら良かった! 「幻」のホンダ「S2000 タイプR」をもっと見る(45枚)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: くるまのニュース編集部

【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー