7600万円超の「スバル車」世界初公開! 400馬力の最強改造仕様「インプレッサ22B」を英グッドウッドでお披露目へ

スバル「インプレッサ22B」をレストアし、25台限定で販売されるプロドライブ社の「P25」が英国で初公開されます。一体どのようなモデルなのでしょうか。

最新2.5リッターエンジン搭載で0-100km/h加速は3.5秒以内!?

 英・プロドライブ社は、25台限定生産の「P25」を2022年6月23日に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開することを発表しました。

 同フェスティバルで数回走行した後、P25は大規模なテストと開発プログラムに着手する予定ことになります。

スバル「インプレッサ22B」をベースにしたプロドライブ社の「P25」
スバル「インプレッサ22B」をベースにしたプロドライブ社の「P25」

 P25はスバル「インプレッサ22B」を現在の技術でチューニングしたモデルで、プロドライブによって軽量化やエンジンのパワーアップ、ビークルダイナミクスの向上が図られました。

 トランクやボンネット、ルーフなど、各所にカーボン素材を多用することで車重は1200kgを切ったほか、最高出力400hp、最大トルク600Nmを発生する最新の2.5リッター水平対向4気筒エンジンと6速セミオートマチックギアボックスを搭載。

 WRC譲りのローンチコントロールやターボアンチラグにより、停止状態から3.5秒以内で100km/hに到達するという加速を可能にしています。

 また、フロントに380mmベントディスクと6ピストンキャリパー、リアに350mmベントディスクと4ピストンキャリパー、フローティングベルと複数のパッドオプションを備えたAPレーシングのブレーキを装着。

 ホイールは、プロドライブ製8.5×19リムに、タイヤはブリヂストン ポテンザ(235R35/19)を装着し、ダンパーとのマッチングを図りました。

 インテリアもグレードアップし、レザーやアルカンターラ、カーボントリムを組み合わせて、1990年代後半の本物のインプレッサのインテリアを再現。

 ダッシュボードには、データロガーを含むフルワイドの高精細マルチページディスプレイが採用されています。

 なお、P25は4人乗りですが、リアシートを取り外して部分的にセーフティケージを装着するオプションも用意されるといいます。

 P25はサーキット走行も可能で、スロットルレスポンスやエンジン性能のマップ、アンチラグの調整も可能。WRCスタイルのフライオフ式ハンドブレーキも搭載されました。

 デザインは、「インプレッサWRC」も担当したピーター・スティーブンス氏、エンジニアリングはプロドライブのテクニカルディレクターであるデビッド・ラップワース氏が監修します。

 プロドライブ社のデビッド・リチャーズ会長は、次のように述べています。

「プロドライブP25は、最新のテクノロジーと素材を用いてインプレッサ22Bを再構築することで、そのルーツに敬意を表しています。

 公道でこの性能に匹敵するものはほかにないでしょう。スバルを代表するインプレッサを現代風にアレンジするという、私たちのビジョンが達成されたと信じています」

※ ※ ※

 限定25台のP25は、英・バンベリーのプロドライブ社で製造され、2022年末に最初の納車がおこなわれる予定です。価格は46万ポンド、日本円で約7624万円です。

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4件のコメント

  1. ただインプレッサ22Bの生産台数と残存車数、車の状態や程度を考えれば25台分確保できるのかね?
    日産スカイラインGT-R(R34)の2004年にニスモZ-tuneがあったけど、総生産台数は12,175台のうちでオーナーが希望する場合も含めてではあるが、確か20台限定だったが結局残存車の程度が悪くて19台で打ち止めだったはず。
    中身は今のWRXにカーボンで側を作ってチューニングしないと追い付かないのでは?

  2. 22Bがベースってこの記事嘘っぱちでしょ。
    弾数が少なくて高い22Bを、わざわざフェンダーアーチ拡大してまでやらない。
    おそらくタイプRだと思います。

  3. ミラーだけクソカッコ悪いな…
    と感じるのは俺だけ?

  4. あのさ勘違いしてる人いるけど、この車体は22Bのネーミングを使っているだけでプレスの型はプロドライブのWRカーのんですよ。わかりやすいのはフェンダーアーチの大きさが市販品とは全く異なりますし本来ガソリン給油口トランクにあり定番の位置にはありませんがこの製品は上手く加工してますね。市販品とWRカーの違いはYou Tubeで22Bを手放し本物のプロドライブのWRカーを所有してらっしゃる強者いいますので見てください

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