車内が“サウナ状態”に!? 過ごしやすい日こそ要注意! 車内での熱中症の危険性とは
気温が徐々に高くなり、夏本番を迎えます。なかでも注意したいのは車内での熱中症です。
過ごしやすい日も要注意! 「熱中症」の危険性
徐々に梅雨も明け、気温が高くなり本格的な夏が近づいています。
2022年5月下旬には全国初の真夏日も観測され、夏本番を前に急な猛暑日が観測されることも予想されます。
そんななか、気温が高い日に注意したいのが車内での熱中症です。どういった危険性があるのでしょうか。
夏の季節の猛暑日はもちろんですが、過ごしやすい20℃前後の気温でも車内温度が大きく変化することが分かっています。
JAF(日本自動車連盟)が2019年5月頃におこなった実験では、SUVと軽ワゴンの2台を南向きに設置し、車内温度、ダッシュボード、ハンドル上部の温度を計測。
検証日の外気温は23.3℃から24.4℃と比較的涼しい気温だが、テスト開始1時間後に軽ワゴンは37.5℃、SUVは43.5℃となりました。
その2時間後には、軽ワゴンは最高39.9℃、SUVは46.5℃と車内気温が大きく上昇していることが分かります。
また直射日光が当たりやすいダッシュボードは、テスト開始1時間で軽ワゴンは41℃、SUVは57.3℃と車内温度以上に大幅に気温が変化していることが分かりました。
このように、過ごしやすい気候であっても車内温度は短時間で上昇するため、熱中症の危険性が高いといえます。
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最近では2022年5月下旬でも車内に子どもを放置したことで死亡する痛ましい事故も発生しており、このほか車内放置による事故が多発しています。
特に子供や高齢者、ペットなどを車内に残すのは大変危険なので、短時間であっても車内に残すことはやめましょう。
今後どんどん気温が高くなることも予想されるため、車内温度の上昇には十分な注意が必要です。
外気温に関係なく、日光が当たっていれば車内温度は上昇する。朝には涼しくて清々しい天気だと思ってたら車内はもう30度超えで暑かった。8時にはもう外気温が25度超え。車内温度は40度超え。飲みかけのお茶のペットボトルはホットになってた。こんな中で子供をエンジン切った車に放置って虐待以外のなにものでもないと思うけど。特に熱を吸収しやすい色の濃い車。黒は特に地獄かと。