「エアコン効いてないかも?」 夏前に必ず確認したい「カーエアコン」 故障を見極める方法とは
まだエアコンが効かない? 考えられるのは「コンプレッサーの故障」も
また、オートバックス広報担当者によると、「エアコンのコンプレッサーも故障の可能性があるパーツのひとつ」だといい、次のように続けます。
「コンプレッサーの故障によって、冷風が出づらいということがあります。
コンプレッサー自体の劣化による故障はもちろん、エアコンフィルターにゴミやちりが詰まってる可能性もあるため、定期的にフィルター部分の交換を勧めています」
コンプレッサーは、カーエアコンにおいてなくてはならないパーツのひとつで、気化したエアコンガスを圧縮するという役割を担っています。
故障かどうかの確認方法は、エンジンを始動した際、コンプレッサーの位置が正しければ「カチッ」という音がするため、それが聞こえるかどうかで判断できるといいます。
また、コンプレッサー内部に損傷がある場合には、エンジン付近から異音が聞こえる場合があります。
故障を放置しておくと損傷がひどくなり、修理する範囲や代金も、当初に比べて高くつく可能性があるので、違和感を感じたらすぐに対応するのが良さそうです。
カーエアコンの故障には、「エアコンガスの不足や漏れ」と「コンプレッサーが壊れている」といった要因が関係しています。
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カーエアコンが故障した際に修理できる場所は、ディーラーやオートバックスといったカー用品店、電装サービス業者などが挙げられます。
ディーラーなどの、エアコンガスの補充やエアコン本体の修理など保証は新車購入時から約3年のケースが多いため、購入から3年未満のクルマはディーラー修理が良さそうです。
なお、オートバックスでは、2022年6月時点ですでにエアコンの故障に関する問い合わせがあるといい、とくに年式の古いクルマのオーナーから連絡が多いといいます。
現状でエアコンが効きにくいなど、違和感を感じている場合には、夏場に備えて早めに検査・修理するのが良いでしょう。
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