斬新「ボタン式シフト」以外にもコダワリ!? ホンダ新型「ステップワゴン」は「リビング感」もイイ? 作り込んだ内装とは
ホンダ新型「ステップワゴン」は、斬新な「ボタン式シフト」の採用が話題となりますが、それだけでなくインパネ随所にいたるまで作り込まれています。どのような特徴があるのでしょうか。
シート座っただけで上質な「リビングらしさ」感じる?
ホンダが2022年5月27日に発売した新型「ステップワゴン」は、シフトセレクターとして歴代初となる「エレクトリックギアセレクター」(いわゆるボタン式シフト)を採用。
その見た目の斬新さなどで話題を呼んでいますが、内装に関してさまざまな工夫が凝らされているといいます。どのようなインテリアに仕上がっているのでしょうか。
エレクトリックギアセレクターは、新型ステップワゴンのe:HEV車(ハイブリッド車)に採用。ガソリン車では、一般的なセレクトレバーが装備されます。
ホンダは、新型ステップワゴンでのエレクトリックギアセレクターの採用にあたり、ガソリン車と同様自然に手を伸ばした先に操作したいものがあるよう、レイアウトを追求。「瞬間認知・直感操作」というホンダの設計思想に基づき、運転席周りのボタンを配置したといいます。
エレクトリックギアセレクター自体も、ドライバーが姿勢を崩さず、かつ手を添えて操作できるよう隆起した造形となっているほか、Rレンジはほかのボタンに対して押す方向を変えるなど、差別化されています。
エアコンの横にあるエアコンスイッチについても、使用頻度の高い温度調整はダイヤル式を採用。各ボタンの形状や大きさにもこだわり、初めて触る人でも直感的に操作することが可能です。
また運転席まわりを見渡しても、優れた使い勝手と質感の高さを両立するための工夫が施されます。
インパネのトレー2か所には滑り止めマットが付いて荷物が落ちにくくなっているほか、買い物袋をかけられるフックはポップアップ式で見た目のすっきり感にも配慮。
さらにインパネ上部やドア内側など、乗員の手に触れるさまざまな部分に布が貼られたことで、居心地のよいリビングのような上質な空間が演出されました。
新型ステップワゴンに設定される2タイプのうち「エアー」は、メランジ調のファブリックで明るく安心感のある雰囲気、「スパーダ」は「プライムスムース(合皮)」をシート表皮に採用した品格ある雰囲気にまとめられます。
またエアーでは、シート表皮にソファのようなふっくらとしたキルティングを採用し、さらにリビング感が強調されたインテリアになっているといえるでしょう。
それではここでクイズです。
新型ステップワゴンの1列目シートまわりに設置されるカップホルダーは、すべて格納できるタイプを採用していますが、その個数は全部で何個でしょうか。
【1】1個
【2】2個
【3】3個
【4】4個
※ ※ ※
正解は【3】の3個です。
場所は、インパネ左右の端に1個ずつ、そしてエアコンスイッチの下部に1個です。
すべて引き出し式で、使うとき以外は見た目もすっきりとしています。
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