ついにホンダの「新型SUV」発売! 斬新グリル採用の新型「HR-V」を米国投入! 新型ZR-Vとヴェゼルは何が違うのか
動力性能は? 価格は? HR-V/ZR-Vとヴェゼルの違い
北米で発売される新型HR-Vのパワートレインは、最高出力158hp、最大トルク138lb.ft.を発生する2リッターエンジンとCVTが組み合わせています。
駆動方式はFWDとAWDを用意。AWDは「インテリジェントコントロール付きリアルタイムAWD」を搭載し、滑りやすい雪道でのトラクションコントロールを向上させるため、エンジントルクを後輪に多く送るようにチューニングが施されています。
ドライブモードは、ノーマル、エコに加え、新たにスノーモードが設定され、さまざまなシチュエーションに対応可能です。
なお、日本の新型ZR-Vでは、ガソリン車とハイブリッド車(e:HEV)がラインナップされることがアナウンスされています。
一方のヴェゼルは、1.5リッターガソリンエンジン+2モーターのハイブリッドシステム「e:HEV」と、1.5リッターガソリンエンジンの2種類を用意。駆動方式は2WD/4WDが設定されました。
e:HEV仕様は、クルマの走行状況にあわせてEVモード、ハイブリッドモード、エンジンモードの3つの走行モードから最適なモードに自動で切り替えます。
さらに、ドライバーが求める加速感に応じて「NORMALモード」「SPORTモード」「ECONモード」の3つのドライブモードを自身で選択できるほか、減速セレクターによって減速度を4段階から調整可能です。
今回は、新型HR-V(北米仕様)とヴェゼル(日本仕様)の比較となりましたが、日本市場に近しいサイズのSUVをラインナップする背景について、開発責任者の小野修一氏は次のように語っています。
「ご存じのように、国内外を問わずSUV市場は群雄割拠の時代です。
ほとんどの大手自動車メーカーがSUVを出しており、各社とも販売の主力モデルに位置付けています。欧州のスポーツカーメーカーでさえ、SUVを取りそろえているのが昨今の状況です。
現在、ホンダにもCR-V、ヴェゼルのふたつのSUVがあり、どちらも世界的な人気を博しています。
ただCR-Vが年々大型化していったことで、ヴェゼルとのサイズ差がより広がりました。
ホンダとしてはその間のSUVが無いことへの懸念もあり、また市場のニーズも強く感じていたので、機種開発担当としては『これは我々が応えないといけない』という思いを持って開発に向き合いました。
2022年春に北米・中国で発表されたホンダの新型HR-V/ZR-Vは、CR-Vとヴェゼルのちょうど中間サイズに位置しながら、従来のSUVとは一線を画する、新しい価値を持ったクルマとして誕生しました」
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新型HR-V(北米仕様)の価格は2万3650ドルから2万8950ドル(約314万円から約385万円)となっています。
日本市場での新型ZR-Vに関して詳細情報は出ていないものの、2022年内に発売を予定しており、今後はヴェゼルと異なるスタイリッシュなSUVへの関心が高まりそうです。
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