ついにホンダの「新型SUV」発売! 斬新グリル採用の新型「HR-V」を米国投入! 新型ZR-Vとヴェゼルは何が違うのか

米国ホンダは、新型SUV「HR-V」の詳細を明らかにするとともに、6月上旬から発売するとしています。

新型「HR-V(ZR-V)」とヴェゼルの違いはいかに?

 2022年6月8日に米国ホンダは、新型SUV「HR-V」の詳細を明らかにしました。なお、発売は6月7日から開始しています。
 
 日本でも新型HR-Vの日本版として新型「ZR-V」が発売されることが明らかになっていますが、日本で人気の「ヴェゼル」とはどのような違いがあるのでしょうか。

これがホンダの新型SUV「HR-V」だ! 日本では新型「ZR-V」として投入されることがアナウンスされている
これがホンダの新型SUV「HR-V」だ! 日本では新型「ZR-V」として投入されることがアナウンスされている

 HR-Vは「ヴェゼル」の海外車名として知られており、初代、2代目とそれぞれの国や地域で販売されています。

 ヴェゼル(HR-V)はこれまで「フィット」のプラットフォームやメカニズムを用いて開発されていました。

 日本や欧州、アジアで販売されている現行モデルも同様ですが、今回新たに北米で発表された新型HR-Vでは、11代目「シビック」をベースに開発され独自の進化を遂げています。

 なお、日本や欧州、中国では北米の新型HR-Vを新型「ZR-V」として発売することが明らかになっています。

 ミドルサイズSUV「CR-V」が2022年8月に生産終了となり、今後のホンダの日本市場におけるSUVラインナップはヴェゼルとZR-Vの2台となりますが、両車にはどのような違いがあるのでしょうか。先行して詳細が明らかになった新型HR-V(北米仕様/以下新型HR-V)をもとに見ていきます。

 新型HR-Vのエクステリアデザインは、伸びたボンネットからリアフェンダーの膨らみに続く水平方向の低いベルトラインなど力強い印象を与えているうえに、リアオーバーハング(車軸から後ろの部分)は比較的長く、荷室の積載性をエクステリアからも想像させます。

 フロントフェイスはこれまでのホンダとは異なるデザインとなっており、左右ヘッドライトに対し一段低く、前に突き出した位置に大きな開口部を持つフロントグリルの両脇にエアカーテンインテールを採用することでワイルド感を演出。

 さらにフロントバンパーからフロントホイール周辺に空気を送り込んで、空力効率を向上させました。

 ボディサイズは、全長179.8インチ(約4567mm)×全幅72.4インチ(約1839mm)×全高63.4インチ(約1610mm)-63.8インチ(約1620mm)となっています。

 インテリアは、11代目シビックから導入された「シンプル&サムシング」を採用することで、広々とした室内空間やドアミラー位置の改良などにより視認性が向上。

 さらに、11代目シビック同様にダッシュボードを横切って伸びるメタルハニカムメッシュが特徴的で、オーディオやインフォメーションディスプレイ、クライメートコントロールの間の視覚的な境界線を作り出すほか、エアコン吹き出し口を隠す役割もあるといいます。

 また、荷室は大きな荷物や重い荷物も積み込みやすくなっています。加えて、6:4分割リアシートバックを折りたたむとフラットなフロアが広がります。

 一方でヴェゼルのエクステリアのデザインは、クーペライクなプロポーションを際立たせた「スリーク&ロングキャビン」を採用するほか、サイドのラインを前後に貫いた水平基調のデザインが特徴的。ボディサイズ(日本仕様)は全長4330mm×全幅1790mm×全高1580-1590mmです。

 シャープなヘッドライトデザインに加えて、ボディ同色の個性的なルーバーグリルを採用することで精悍さと力強さを兼ね備えました。

 リアデザインは、横一文字に光るリアコンビネーションランプが洗練された印象を与えています。

 インテリアは、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)に基づき、オーソドックスだった従来モデルから一転して新型ヴェゼルは洗練されたデザインへと進化。

 運転時の視界に入りやすい位置にメーターやオーディオパネルを配置。さらに、着座位置を崩さずに自然に手が届く場所にスイッチ類を設置することで、スムーズな運転動作が可能となっています。

 そのほか、後席の座面を跳ね上げることで高さのある荷物が積載出来る「トール・モード(チップアップシート)」や、後席を「6:4分割可倒式」を採用しているほか、後席を倒すとフラットになるため、長尺の積載や車中泊などが可能となります。

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