全国初!「道路+新幹線」の併用橋10月開通へ 新九頭竜橋で国道8号の渋滞緩和に期待

九頭竜川にかかる鉄道道路併用橋の「新九頭竜橋」が、2022年10月に開通する予定です。北陸新幹線と福井県道268号の橋が一体となっているこの橋は、新幹線と道路の併用橋としては全国で初めてといいます。

北陸新幹線の開業に先立ち、福井県道が開通へ

 福井市北部の九頭竜川に架かる「新九頭竜橋」が、2022年10月22日に開通します。

 5月17日に福井県庁で開かれた定例の記者会見で、杉本達治県知事が発表しました。

建設が進む新九頭竜橋。2021年8月撮影(画像:福井県)
建設が進む新九頭竜橋。2021年8月撮影(画像:福井県)

 新九頭竜橋の特徴は、福井県道268号福井森田丸岡線と北陸新幹線の橋が一体的に造られた「鉄道道路併用橋」であることです。新幹線と道路の併用橋は全国で初めてといいます。

 橋は、道路が線路の両側を通っており、橋脚を共有しています。長さは、道路の上流側が416m、新幹線と道路の下流側が414m。道路は片側2車線で、歩道を含んだ幅は各11mです。

 県道268号は、国道416号の福井市開発町を起点に北上し、九頭竜川を渡り坂井市に至る計画で整備が進められています。新九頭竜橋は、国道8号の「福井大橋」より下流1kmに位置しており、10月22日には、この新九頭竜橋を含む2.2kmの区間が4車線(片側2車線)で開通する予定です。

 杉本知事は「(福井大橋をはじめ)南北方向の渋滞が激しいですが、(新九頭竜橋の開通により)渋滞が緩和されてくるのではないか」と期待の言葉を述べています。

 なお、この新九頭竜橋を通る北陸新幹線の金沢~敦賀間は、2024年春に開業する予定です。

【写真】クルマの横を新幹線が走る! 新九頭竜橋の完成イメージを見る(9枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー