マジで「日本車スゲー」 世界各国で1番の日本車は? 名車「サニー」が首位の国も!
なぜオマーンでは日産「サニー」が売れたクルマ?
しかし、もっとも意外なのはオマーンかもしれません。
ほかの中東諸国同様、日本車が優勢なのは変わりませんが、この国で2021年にもっとも販売されたクルマは、なんと日産の「サニー」です。
サニーといえば、1966年に登場してから日産のセダンの代名詞的存在として人気を博したモデルです。
日本では2004年に惜しまれながら販売終了となりましたが、いまでも旧車ファンからは人気の高い1台です。
もちろん、オマーンで人気のサニーはそれとは異なり、2019年にフルモデルチェンジされた最新モデルです。

北米などでは「アルメーラ」の名前で販売されている小型セダンであり、日産のグローバル販売の基幹モデルのひとつです。
しかし、いまなお「日産・サニー」の名が残っている国があるのは、往年のファンにとっては誇らしいことかもしれません。
※ ※ ※
今回紹介したもの以外でも、日本車がトップクラスで売れている国や地域はまだまだあります。
例えば、台湾ではトヨタ「カローラクロス」が2021年の販売台数1位だったようです。
その国でどんなクルマが売れるかについては各国の税制や情勢に左右される部分も少なくありませんが、さまざまな事情が重なりあったうえで日本車が販売台数1位に輝く国が多いのは、やはり日本の自動車メーカーの地力の強さというべきかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。


































