「サソリ」の毒にメロメロ! アバルト最強の限定車「695エッセエッセ」発売
ステランティスジャパンは2022年5月17日に、アバルト「695 esseesse(エッセエッセ)」を限定400台で販売すると発表しました。伝説のベビーギャングである往年の695 SSをインスパイアしたこの限定車は、どんな仕立てになっているのでしょうか。
アバルト最新かつ最強の限定車「695エッセエッセ」発売!
フィアットやアルファロメオ、ジープなどのブランドを展開するステランティスジャパンは2022年5月17日に、アバルト「695 esseesse(エッセエッセ)」を限定400台で販売すると発表しました。
フィアット「500(チンクエチェント)」をベースにハードなチューニングを施したコンプリートカーといえば、「595」シリーズがカタログモデルとして現在もラインナップされていますが、今回、発表された「695」シリーズはさらにチューンナップされたモデルで、これまでも数回日本でリリースした実績があります。
エッセエッセは「スーパースポーツ」を意味し、1964年に誕生した伝説のレーシングマシンで、フィアット「NUOVA 500」を極限までチューニングしたアバルト「695 SS」にヒント得て、最新の695エッセエッセが仕立てられたといいます。
エクステリアでは、フロントまわりの軽量化によって旋回性能を高めるアルミ製ボンネット、リアには大型で角度調整が可能な「ABARTH」ロゴ入り「アジャスタブルスポイラー」を採用。
また、ベース車とは異なるAKRAPOVIC(アクラポビッチ)製エキゾーストシステムが、スポーティなサウンドを発すると共に、迫力あるリアビューを演出しています。
ボディカラーには695 SSを彷彿とさせるGrigio Campovolo(グレー)と、Nero Scorpione(ブラック)を設定。ボディサイドにはスポーティ感を引き立てるホワイトのストライプや、特別装備の17インチアルミホイールが組み合わされ、さらにボディ随所にホワイトアクセントを配することでレーシーな雰囲気を高めています。
さらにサイドの「695」エンブレムと、リアの「695 esseesse」エンブレムが、特別なモデルであることを表現しています。
インテリアでは695 esseesseのロゴ入りで、バックシェルをホワイトとしたSabelt(サベルト)製スポーツシート、レッドシートベルトを採用するほか、同様にロゴを配したアルカンターラダッシュボードやフロアマットによりプレミアム感が高められています。またカーボン調シフトノブやロゴ入りトノカバーを採用するなど、細部までこだわったアイテムが装着されています。
搭載されるエンジンは最高出力180馬力を誇る1.4リッター直列4気筒ターボで、駆動方式はFF、トランスミッションは5速MTのみです。
世界1390台限定で展開される695 エッセエッセは、日本では400台を販売。ブラック、グレーともに右/左ハンドルが設定され、計4タイプ各100台の導入で2022年5月28日に発売、価格は470万円(消費税込)です。
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