オジサン歓喜!? 新型「アトレー車中泊仕様」に注目! 寝るのに快適な「板」がスゴい! 快適に過ごす方法とは
車中泊人気の盛り上がりを受けて、自動車メーカー自ら車内での就寝にも対応した純正アクセサリーを発表しています。ダイハツ 新型「アトレー」に採用された「収納式デッキボードセット」の詳細についてレポートします。
純正アクセサリー「収納式デッキボードセット」で気軽に車中泊を
長引くコロナ禍を経て、公共交通機関を利用せず気軽に楽しめる「車中泊」が新たな旅のスタイルとして定着しつつあります。
自動車メーカーもそうした機運に対し動きを見せています。気軽に車中泊を楽しめる純正アクセサリーを続々と用意しているのです。
車中泊に注目が集まるなか、本格的なキャンピングカーが人気上昇中です。
なかでも比較的手ごろな価格で手に入る軽キャンパーはとくに支持を集め、製造メーカー(キャンピングカービルダー)各社も、納車待ちユーザーの対応に追われています。
そうした年々拡大する車中泊需要に対し、自動車メーカー自身も敏感に反応を示しています。
2021年12月20日に新型「アトレー」「ハイゼットカーゴ」のフルモデルチェンジを発表したダイハツ。とくに新型アトレーは中年層の男性に人気があるといいます。
その新型アトレーには、車中泊がより手軽に楽しめる純正の荷室用キットが用意されています。
荷室に据え置く「収納式デッキボードセット」(20万6712円/標準取り付け費・消費税込み)です。
“収納式”の名の通り、通常の定員4名乗車時にはボードを重ね、荷室側へ収納しておきます。
停車時に後席をたたんで展開すれば、長さ1750mm×幅1110mmの大きなボードに拡大し、大人2名の就寝に十分なスペースがうまれます。最大の積載荷重は200kgです。
長さ1750mmのボードサイズは、身長180cm級の大柄な人だと厳しそうですが、前席を前倒しすることで空間を拡大し、足先を前方へ向けて寝ることで対応できそうです。
空間が広いアトレー/ハイゼットカーゴだけに、床面に直接寝ることも可能ですが、ボード化することでもうひとつの利点が得られます。
ボード下には440mmの高さがあり、レジャー道具などの荷物を収納したまま寝ることができるのです。
車中泊経験者なら、就寝の度に荷物を移動する面倒さは避けたいと感じたことでしょう。
本格的なキャンピングカーの購入には躊躇しているようなら、まずこの収納デッキボードセットで車中泊を楽しんでみるのもよいでしょう。
その際には、遮光用の「フロントプライバシーシェード(網戸付き)」(2万6400円)と「カーテン」(3万8016円)もあわせて手に入れたいところです。
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新型アトレー/ハイゼットカーゴはフルモデルチェンジに際し、先代に比べて大幅な荷室の拡大を実施しています。
これは車体の形状をより四角くし、空間効率を最大化したことで実現しました。
荷室の各寸法は、荷室長1820mm(2名乗車時)×荷室幅1410mm(4名乗車時)×荷室高1215mm(アトレー)。
さらに荷室の床面や側面の凹凸もなくし、棚を自作するユーザーのために壁面などにナット穴を増設するなどの工夫も重ね、車中泊ユーザーにとっても使い勝手のよい1台となっているのです。
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