ホンダ新型「オデッセイスポーツ」5月下旬に発売! 黒グリルで精悍さMAX 米に投入へ

米国ホンダは、ミニバン「オデッセイ」の2023年モデルを発表し、新たに「スポーツ」グレードを設定することを明らかにしました。一体どのようなモデルなのでしょうか。

北米向けオデッセイは「ラグレイト」として国内販売されたことも

 米国ホンダは、2022年5月23日に「オデッセイ」に新グレード「スポーツ」を追加し、現地で発売します。

 オデッセイは、日本では2021年末をもって生産終了となりましたが、北米では日本のオデッセイとは違うボディのモデルが長くラインナップされています。どんなミニバンなのか、「スポーツ」グレードの特徴とあわせて見ていきます。

ホンダ「オデッセイ スポーツ」(2023年モデル)
ホンダ「オデッセイ スポーツ」(2023年モデル)

 北米市場において、オデッセイは初代モデルこそ日本と同じモデルが展開されたものの、2代目以降は独立。

 日本で販売されたオデッセイよりボディサイズが大きな独自仕様で販売されています。

 ちなみに北米向け2代目オデッセイは、日本市場では「ラグレイト」という車種名が与えられて販売されたこともあります。

 北米向け5代目オデッセイは2018年に登場。後席両側スライドドアを採用し、ボディサイズは全長5161mm×全幅1993mm×全高1767mmに設定されます。

 搭載されるエンジンは3.5リッターV型6気筒で、最高出力284馬力を発揮(2023年モデルに搭載)。パドルシフト付き10速ATが組み合わされます。

 現地での人気は高く、米国においてオデッセイは2010年から現在までもっとも売れているミニバンであると米国ホンダは説明。また、生産も米国のアラバマ工場でおこなわれます。

 そんな北米向け5代目オデッセイの2023年モデルに設定される「スポーツ」グレードは、ブラックパーツで精悍な印象とした外観などが特徴のモデルとなります。

 フロントグリル加飾、ヘッドライトトリム、フォグライト加飾、ドアミラーカバー、Bピラー/Cピラー、テールライトトリムなど幅広いパーツをグロスブラック仕上げでまとめました。

 19インチホイールもベルニナブラック塗装が採用されます。

 内装は、ブラックレザーにレッドステッチをあしらったステアリングおよびシート(1列目/2列目)を装備。また夜間に赤く光るアンビエントライトも奢られます。

 新グレードの追加で、北米向けオデッセイの人気がどれほど勢いづくのか、注目です。

 それではここで米国製ミニバンに関するクイズです。

 ミニバンは日本でも人気の高いカテゴリですが、1990年代に、日本である米国製ミニバンが大ブームとなりました。その車種とは、次のうちどれでしょうか。

【1】クライスラー「グランドボイジャー」

【2】シボレー「アストロ」

【3】ダッジ「JC」

※ ※ ※

 正解は【2】のシボレー「アストロ」です。

 初代アストロは、米国では1985年に登場。日本でも若者を中心に人気に火がつき、ヤナセの正規輸入車もあったものの、並行輸入車の人気も高かったことで知られています。

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