世界限定695台! 伝説のWRCカーをオマージュしたアバルト新型「695トリブート131ラリー」登場
かつてWRCで大活躍した伝説の名車「アバルト131ラリー」。その最後のレースから40周年を迎えたことを記念した限定モデル「アバルト695トリブート131ラリー」が発表されました。世界限定695台です。
「アバルト131ラリー」最後の出走から40周年を記念したモデル
ステランティス傘下の伊ブランド「Abarth(アバルト)」は2022年5月3日、「Abarth 695 Tributo 131 Rally(アバルト695トリブート131ラリー)」を発表しました。
「アバルト131ラリー」は、1974年に登場した2ドアセダン、フィアット「131」をベースにしたラリーモデルで、1976年に世界ラリー選手権(WRC)グループ4に出場するために400台のホモロゲーションモデルが生産されました。
1976年から1981年の6年間WRCに出場、18の国際ラリーで優勝し、3度の世界コンストラクターズチャンピオン(1977/1978/1980)に輝きました。また世界ドライバーズチャンピオン(ワルター・ロール選手)など輝かしい実績を残しています。
今回登場したアバルト695トリブート131ラリーは、このアバルト131ラリーが最後のラリーに出走してから40周年にあたることをオマージュして登場した、世界695台の限定モデルです。
ボディ色はオリジナルのカラーを現代的に再解釈した、新たな3層構造カラー「ブルーラリー」を採用。ルーフとアップライトに黒のスコーピオンブラックのカラーリングが施されています。また、ミラーキャップやインテリアの細部にも同じブルーを採用しています。さらに「ブルーラリー」「レコードグレー」の単色カラーも用意されています。
180馬力・250Nmを発生する1.4Tジェットエンジンを搭載。最高速度225km/h、0−100km/h加速は6.7秒というパフォーマンスを誇ります。
Koni製FSDショックアブソーバーやブレンボの4ピストンアルミキャリパー、フロント305mm/リア240mmのVディスクブレーキシステムを搭載しています。
さらにダイヤモンドカット仕上げのブラック17インチアルミホイール、特徴的な「レコルトモンツァ・ソブラポスト」エグゾーストシステムを装備。またリアスポイラーは0度から60度まで12段階の調整が可能な「スポイラー・アセット・バリアブル」を採用しています。
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日本における展開は未定ですが、アバルトブランドにおける日本市場の重要度を考えると、アバルト695トリブート131ラリーが導入される可能性は高いと思われます。
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