新型「フェアレディZ」の赤い内装カッコいいけど「旧型のままなやつもある!?」4グレードの内装を比較
日産新型「フェアレディZ」日本仕様が発表されました。先行発表済みの特別仕様車に加え、4つのグレードが用意されます。イエロー、レッド、ブラックと3色用意された内装について、シートを中心に紹介します。
新型フェアレディZの日本仕様内装カラーは黒・黄・赤の3タイプ!
2022年4月25日に日本仕様の詳細が発表された日産の新型スポーツカー「フェアレディZ」。
同年1月に先行発表済みの特別仕様車「Proto Spec(プロトスペック)」に加え、4つの通常グレードとその価格が発表されました。
特別仕様車と4つの通常グレードについて、シートを中心に内装を比較してみましょう。
新型フェアレディZのシートは、NISMOのノウハウを活かし開発されました。先代Zに対しホールド性とフィット感を向上させていると日産では説明します。
まず特別仕様車の「フェアレディZ Proto Spec」(消費税込み価格は696万6300円)から。6速MTと9速ATが選択できます。
内装は本革とスエード調ファブリックを組み合わせたコンビシートで、ベースカラーはブラックです。
ただしセンターストライプ、ステッチ、アクセントラインの各部にイエローの差し色が加わり、特別感を演出します。
通常グレードでもっとも高いのが「フェアレディZ Version ST(バージョンエスティ)」(646万2500円)です。こちらも6速MTと9速ATが選択可能。
Proto Spec同様に、本革とスエード調ファブリックを組み合わせたコンビシートを採用しています。
シートカラーはブラックに加え、ブラックをベースにレッドのアクセントカラーが入ったふたつの仕様から選択できるようになっています。
「フェアレディZ Version T」(568万7000円)は9速ATのみの設定。
こちらもブラックに加え、ブラックをベースにレッドのアクセントカラーが入ったふたつのシート地仕様が設定されます。
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「フェアレディZ Version S」(606万3200円)は6速MTのみの設定となります。
内装色はブラック。シート地はファブリックです。
しかしVersion STやTのシートと見比べてみると、シートやヘッドレスト形状が大きく異なります。
旧型のZ34型フェアレディZと同様のデザインなので、シート自体をそのまま新型へ流用したようです。
もっともベーシックな「フェアレディZ」(524万1500円)には。6速MTと9速ATを用意。
こちらもVersion S同様にブラック/ファブリックの旧型シートが備わります。
このように新型フェアレディZには、大きく分けて新旧2種類のシート形状を、グレードによって使い分けていることがわかります。
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新型フェアレディZの日本仕様は発表こそされたものの、実際にユーザーの手元へ届くのは2022年夏以降になりそうです。
特別仕様車のProto Specを発表した際には2022年6月下旬の発売を予定していましたが、世界的な自動車部品の供給遅れにより、日産が正式に遅れることを明らかにしています。
写真が違いますね。コレは新型の方です。
このたびはご指摘をいただき、誠にありがとうございます。
修正いたしました。