日産新型「フェアレディZ」の詳細発表! 燃費は? 車重は? ギア比は? 気になるポイントを調べてみた
2022年4月25日、日産の新型「フェアレディZ」の価格が発表されると同時に、詳細な諸元表/車両スペックも明らかになりました。車重や燃費、小回り性能など気になるポイントをチェックします。
新型”RZ34”フェアレディZの諸元発表! 気になるポイントを調べてみた
2022年4月25日、日産は新型「フェアレディZ」の価格を発表すると同時に、諸元表も公開されました。
形式”RZ34”型となった新型フェアレディZはどのような点が進化しているのでしょうか。
新型フェアレディZ(日本仕様)が搭載する3リッターV型6気筒ツインターボエンジン(VR30DDTT型)は405馬力を発生することは2021年1月時点で発表されていましたが、今回は燃費性能も新たに公表されています。
現行型のZ34型フェアレディZに搭載される3.7リッターV型6気筒NAエンジンは336馬力を発生、燃費性能はWLTCモードで6速MT車は8.4から8.5km/L、7速AT車は8.6から8.8km/Lという数値でした。
新型のRZ34型フェアレディZは、ツインターボ化され出力も大幅に向上していながら、燃費性能はWLTCモードで6速MT車が9.5km/L、9速AT車は10.5km/Lと改善されています。
ちなみに新型はモード別の燃費も公表されており、市街地/郊外/高速道路各モードで6速MTが6.4/9.9/11.6(km/L)、9速ATが6.6/10.9/12.6(km/L)となっており、よりギア段数が増えてワイドレンジとなった9速ATで燃費の向上幅が大きくなっています。それに合わせ、ガソリンタンク容量は62LとZ34型の72Lよりマイナス10Lとなっています。
また最小回転半径は、現行型が18インチ仕様が5.0m、19インチタイヤ仕様が5.2mでしたが、新型は18インチ/19インチともに5.2mとなっています。これは現行型の18インチ仕様はフロントタイヤの幅が225でしたが、新型の18インチ仕様のタイヤが19インチ仕様と同じ245幅に拡大したことが影響していると思われます。
車重は6速MTの標準仕様が1570kg、Version Sが1580kg、Version STが1590kg、9速ATの標準仕様が1600kg、Version T/Version STが1620kgとなっており、Z34型と比較して90kg増となっています。
6速MTの各ギアのステップ比は現行型と新型で同一ながら、新型ではファイナルレシオが変更されており、よりローギアの設定に。
また9速ATは現行型の7速ATと比べて1速がよりローギアに、旧型は5速が直結なのに対し新型は6速が直結となっており、よりクロスレシオかつワイドな速度域をカバーするギアレシオの設定となっています。
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新型フェアレディZの価格は524万1500円から646万2500円、すでに予約受付を終了している初回限定車「プロトスペック」と合わせて2022年夏より販売予定です。
Zが出たらスープラ完全に終わるだろうなぁ。6速MT追加?軽量化?全然関係ないw
このクラスのスポーツは名前さえ付いてればいいってわけじゃない、厳しい状況の中でも過去のモデルを大切に扱いながら最大限努力して産み出した"メーカーの誇り"ともいうべき車がフェアレディZという車。
メーカーの懐事情を考えれば余裕で自社単独で作れただろうに、他社製品をお色直しした程度の車に伝統のフラッグシップスポーツの名を与えてしまうような軽薄な生い立ちの車になんて1ミリも興味沸かないよ。
おーっと、豊田章男くんの悪口はそこまでだ。
ま、否定は1mmもできないけどねw
ホンソレワケベラ