「新型でも車中泊できる!?」2022年秋発売予定の新世代SUV「CX-60」で就寝は可能か?
マツダの新世代ラージ商品群第一弾となる新型「CX-60」は、2022年秋の正式発売を前に日本仕様が先行発表されました。近年国内でブームとなっている車中泊はCX-60でも可能なのか、調べてみました。
現行CX-5よりも一回り大きなボディで車中泊もできそう!?
車中泊人気が年々盛り上がりをみせています。普段乗っている愛車で就寝が可能かどうかは気になるところです。
もしこれから乗り換えを考えているのなら、車中泊ができそうな車種を狙ってみるのもよいでしょう。
2022年秋に発売を予定するマツダの新型SUV「CX-60」で車中泊はできるのでしょうか。現段階で分かっている情報をもとに推察してみました。
2022年4月7日に公表された新型CX-60のボディサイズは、全長4740mm×全幅1890mm×全高1685mm、ホイールベース2870mmです。
この数値を現行モデルと比較してみましょう。
マツダの現行ミディアムクラスSUV「CX-5」のボディサイズは、全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mm、ホイールベース2700mmとなっています。
CX-60はCX-5の後継モデルという扱いではないようですが、比較的近いサイズ感とわかります。
詳しく比べてみると、全長で165mm、全幅で45mm、ホイールベースで170mm、それぞれ新型CX-60のほうが大きなサイズとなります。
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CX-5の荷室長は定員乗車時で約950mm、荷室幅は最大幅約1450mmです。
後席シートをすべて前倒しすると、ほぼフラットな荷室床が拡がります。マツダの公式な寸法発表はありませんが、およそ1600mm前後の荷室床面長が確保されています。
身長180cm程度の人がそのまま寝るのは難しそうですが、斜めになれば1名の就寝はいけます。
また後席足元の空間と前席背もたれまでの間、つまり床面がない隙間の部分を荷物などで埋めることができれば、2名程度が就寝できるくらいのスペースは確保できそうです。
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対する新型CX-60のシートアレンジや荷室拡大時の状態について、2022年4月時点では画像や寸法なども含め、公式に明らかにはされていません。
ボディサイドからみた新型CX-60は、CX-5に対しロングノーズぶりが強調されたデザインとなっていますが、車体後部の乗員スペースについては十分に確保されていそうです。
もしCX-5に準じたシートアレンジだとすれば、リアシート4:2:4分割可倒式シートバックで、全倒した場合には荷室と一体化した床面が拡大されることが期待されます。
外形寸法から推察しても、CX-5同等かそれ以上の荷室空間は確保されていそうです。
したがってCX-60の車中泊能力についても、おそらくCX-5同等かそれ以上という推察が成り立ちます。
ただしCX-60は後輪駆動ベースで開発され、さらに後部床下へ大型バッテリーを搭載するPHEVモデルもラインナップされることから、CX-5に比べ荷室床面の高さや床下収納の有無などは気になるところです。
リアのマルチリンク式サスペンションが荷室へどこまで張り出すのかも、荷室やシートアレンジにおいては重要なポイントとなるでしょう。
2022年秋の正式発売に向け、今後は荷室の情報も明らかにされていくでしょう。車中泊が可能かどうか考える上では、マツダからのさらなる情報開示が待たれるところです。
車中泊が可能かどうか考える上では、マツダからのさらなる情報開示が待たれるところです
じゃあなんでこんな記事書いたの?
タイトルで釣らなくていいよ。
というか、volvo xc90では車中泊可能か?なんて記事は書かないだろうに…
どうでもいい視点。